|
|
|
2023年1月号 |
|
|
|
|
|
Cover Story |
|
|
特集 実践!物流DX
|
12 |
|
アクセンチュア×トランコムが変革仕掛ける
アクセンチュア 太田陽介 ビジネスコンサルティング本部 サプライチェーン&オペレーション(COO Advisory)プラクティス 日本統括 マネジング・ディレクター
トランコム 上林 亮 取締役専務執行役員
アクセンチュアは2022年7月、トランコムITSの外販事業を取得した。これを機にアクセンチュアとトランコムは協業を開始、共同ソリューションの開発やトランコムのDX促進にあたる。グローバルファームと求貨求車システム最大手が手を組み、物流業界に変革をしかける。
|
16 |
|
花王が目指すコネクテッドロジスティクス
花王 田坂晃一 SCM部門 デジタルイノベーションプロジェクト チーフデータサイエンティスト
花王のSCM部門は2021年7月、データサイエンティストを集約してデジタルイノベーションプロジェクトを立ち上げた。AIを活用した需要予測の精度向上などにより、SCM関連部門が一つの予測値に基づいて同期・連携する。輸送ネットワークは従来のハブ・アンド・スポークから共創型のフィジカルインターネットへの転換を図る。
|
20 |
|
日本ミシュランタイヤ
ヤマトと手を組みRFIDで絶対単品管理
ヤマト運輸とリードロジスティクスパートナー契約を結んだ。全国の倉庫機能の集約による輸配送・保管の効率化、伝票廃止によるペーパーレス化など、物流を大きく変革する。RFIDを利用してタイヤを1本ずつ個体管理、「先入れ先出し」を徹底して廃棄処分になるタイヤを極小化する。
|
22 |
|
サッポログループ物流
計画主導型の標準業務モデルを構築
ロジスティクス関連業務の標準化を進めている。配車や需給・供給補充などの領域で複数の取り組みを展開。地場配送の自動配車や拠点間輸送の平準化、地場と幹線を組み合わせた配車などを実現している。DXの副産物として広域幹線の配車担当者のテレワークも可能になった。
|
24 |
|
《デジタルフォワーダー》Shippio
老舗通関業者を買収してスコープ拡大
日本初の「デジタルフォワーダー」としてサービスを展開。採用企業は100を超え、受注高も大幅に伸びている。これまでに計約30億円の資金を調達。22年7月には横浜の協和海運を買収、非効率さが残る通関領域に事業のスコープを拡大した。
|
26 |
|
《輸配送の見える化》日立物流 「SSCV」
デジタル基盤で中小運送の経営安定化を支援
輸配送業務の9割を協力運送会社に委託している。その経営を支援するため輸送デジタルプラットフォーム「SSCV」を構築した。運行車両約1万台への導入が広がっている。グループ外へのサービス提供も開始。採算を度外視した低料金で普及を促し、業界全体の底上げを図っている。
|
28 |
|
《ラストワンマイル》CBcloud 「SmaRyuポスト」
宅配業務の経験がないドライバーでも戦力化
宅配業務の生産性を左右する属人的な作業内容をシステムで支援。初めて現場に入るドライバーでも一定のパフォーマンスを発揮できる仕組みを整備した。EC宅配などを手掛ける自社倉庫を立ち上げ、幅広い形式の宅配業務をマッチングプラットフォームの「PickGo」に提供することで、軽貨物ドライバーの働き方の幅を広げている。
|
30 |
|
《配車自動化》オプティマインド 「Loogia」
社内開発でルート最適化技術を磨き上げる
AIが諸条件を考慮して最適な配送ルートを自動作成するサービスを2018年に開始した。ドライバー不足やEC貨物の増加などが追い風となり、利用企業は延べ160社超に達している。社内にエンジニアを抱えて機能改良を内製化、より長期間の計画立案を可能にするなどブラッシュアップに余念がない。
|
32 |
|
《伝票電子化》TSUNAGUTE 「telesa-delivery」
北海道で製配販物流の400社超がデータ連携
コープさっぽろの納品に関与しているメーカーや物流事業者など約430社が伝票デジタル化を軸とした物流情報連携に参画している。従来型の複写式紙伝票を用いたアナログな運用から転換することで、発側拠点や着側拠点で発生していた伝票関連の事務作業を効率化。電子受領でドライバーの負荷も低減させた。
|
34 |
|
《海外論文》デジタルサプライチェーンの技術と実装
米カリフォルニア大学ベーカーズフィールド校 モーセン・アタラン教授
デジタルサプライチェーンを可能にする八つのデジタル技術(ロボティクス、ブロックチェーン、3Dプリンター/積層造型法、IoT、クラウドコンピューティング技術、アドバンストアナリティクス、拡張現実、RFID)がSCMに与える影響とその実装について解説する。
|
40 |
|
第5部 ロジスティクス長期戦略 NEXT10 第2回 特別編集版
Optimization:最適化
Hacobuが描く輸送ネットワークの近未来
Hacobu 佐藤健次 執行役員CSO
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 田岡 佑一郎 アソシエートパートナー
Hacobuの物流情報プラットフォームMOVOの登録ID数は、2022年12月現在、40万に達している。国内トラックドライバーの約5割にあたる数字だ。そこに蓄積されたデータから、誤った固定観念や異次元のシェアリングの可能性があぶり出されていく。デジタル化の先にある輸送ネットワークの近未来を展望する。
|
|
|
|
Key Person |
|
4 |
|
「すべての輸送モードがデジタル化する」
NX総合研究所 福井康雅 シニアコンサルタント
メガフォワーダーのデジタル化が進んでいる。スタートアップはデジタルフォワーディングだけでは差別化ができなくなる。両者の垣根が崩れて淘汰が進む。一方、トレードレンズはサービス停止を発表したが、ブロックチェーン技術の活用は止まらない。すべての輸送モードがデジタル化されていくことになる。
|
|
|
|
Case Studies |
|
48 |
|
PALTAC〈中間流通〉
カワチ薬品向け専用物流拠点に巨額投資
物流受託事業を基盤に連携と協働を促進
|
|
|
|
Columns |
|
52 |
|
物流企業の値段《第178回》
甲斐 友美子 いちよし経済研究所 副主任研究員
日本コンセプト
タンクコンテナ需要増加で最高益更新
日本的サービスで世界シェアを拡大
|
|
54 |
|
ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第46回》
復習2 ロジスティクス管理組織
講師 梶田 ひかる
|
|
60 |
|
フィジカルインターネット通信《第6回》
欧・米・アジアのPIの取り組みを比較
野村総合研究所 水谷禎志 エキスパートコンサルタント
|
|
62 |
|
トラサポ ダイアリー《第3回》
軽乗用車を使った運送業の解禁に物申す
行政書士 鈴木隆広 トラサポ代表
|
|
64
|
|
海外トレンド報告
《欧米編》キューネ&ナーゲルと英医薬大手、南米へワクチン輸送で協業
《アジア編》中国とモンゴルが貿易窓口一元化へ協定締結
《アフリカ・中南米編》メキシコで貨物トラック強盗多発、国家警備隊出動を請願
|
|
68
|
|
NEWS ROOM
ヤマトとJALのフレーターは24年に4路線で運航開始
|
|
74 |
|
湯浅和夫の物流コンサル道場
《第248回》〜温故知新編 第129回〜
NHKの長距離ドライバー密着ルポ
|
|
78 |
|
物流指標を読む《第167回》
2024年問題でトラック事業者数は減少?
NX総合研究所 佐藤信洋
|
|
80 |
|
国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
LEMのまとめと今後の方向性
|
|
83 |
|
佐高信のメディア批評
スポンサー不祥事並みに報道されない
マスコミ系企業の内紛やスキャンダル
|
|
|
|
Information |
|
|
|
CLIP BOARD
|
|
46
|
|
●テラモーターズ、物流拠点のEV充電設備普及に注力
|
|
47
|
|
●DHLサプライチェーン、輸配送サービスの司令塔施設で機能拡充
●楽天グループ、茨城・つくばでロボット配送の定常サービス開始
|
|
61
|
|
●22年度エコドライブコンクール、磐城通運、DINS関西などが受賞
●MonotaRO担当役員がSCM高度化戦略を公表
|
|
67
|
|
●ドローンの「レベル4」飛行解禁、物流利用拡大へ
|
|
73
|
|
●ニチレイグループ主要4社が年末恒例の社長会見
●自動倉庫の仏エグゾテックCEOらが日本での事業戦略を発表
|
|
|
|
DATA BANK
|
|
85 |
|
●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
〜物流施設の賃貸マーケットに関する調査〜
東京圏は空室率7四半期連続増で需給均衡化
一五不動産情報サービス
|
|
|
|
主要記事索引
|
|
94 |
|
編集後記 |
|
95 |
|
広告索引 |
|
95 |
|
ロジビズ・オンライン ピックアップ(11〜12月配信分より) |