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2023年9月号 |
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Cover Story |
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特集 3PL白書 2023
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特需が剥落して各社の地力が露呈する
荷動きの低迷をよそに物流コストインフレで市場規模の拡大続く。しかし、潮目は変わった。今期、国内輸送量はプラスに転じて、物流現場の人手不足問題が正念場を迎える。
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3PL市場規模 トラック運賃単価 庫内作業員の人件費単価
2022年度 3PL売上高ランキング
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収益性 料金引き上げが浸透して物流原価の上昇を吸収
増収率/営業利益率/収益性傾向
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M&A 国内物流業、物流子会社を主な対象に過半数が計画
M&A計画/M&A対象
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海外展開 脱中国でASEANシフトに続き南米、アフリカへ
海外進出検討状況
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自動化・省人化 マテハン設備の導入・デジタル化がさらに加速
物流センターの自動化・省人化投資の実態
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ビジネスモデル ドライバー・庫内作業員の囲い込みが進む
アセット保有比率と今後の見通し
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ロジスティード 高木宏明 社長
──グローバル3PLリーディングカンパニーへ
米投資ファンドのKKRを新たな株主に迎えて2027年度の再上場、30年には売上高1兆5千億円を目指す。そのために世界のあらゆる地域で、あらゆる業種・業態に対応する「総合物流」を展開する。国内では大幅な増車と輸送デジタルプラットフォーム「SSCV」による組織化で輸送力を強化する。
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郵船ロジスティクス 岡本宏行 社長
──サプライチェーンソリューション事業を柱に
今年4月、日本地域サプライチェーン・ソリューション本部を設立した。アウトソーシングの階層を引き上げ、荷主の経営層のニーズに応えるソリューションを新たな事業の柱に育てる。エンド・ツー・エンドのサプライチェーンを可視化するコントロールタワーを導入、KPIを監視して荷主に代わり改革を実行する。
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近鉄エクスプレス 鳥居伸年 社長
──アジア発貨物を取り込んで成長を続ける
昨年8月、近鉄グループホールディングスの完全子会社化によって上場を廃止した。その一方、国際運賃の高騰で事業規模は急拡大、売上高はついに1兆円を突破した。成長こそ求心力と見定め、アジア発の国際貨物をターゲットに据えて、2027年に航空貨物100万トン・海上貨物100万TEUの取り扱いを目指す。
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グローバル3PL市場調査2023
“Third-Party Logistics Study Results and Findings of the 27th Annual Study”
米ペンシルベニア州立大 C.John Langley Jr教授ほか
世界的なサプライチェーンの混乱が、荷主と3PLの関係性を問い直している。そのために多くの荷主が、自らのコアコンピタンスを再確認する原点回帰を図っている。その一方、深刻な人手不足がオペレーションの大きな足枷となっている。現場だけでなくサプライチェーンマネジャーの離職率も高まっている。
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国内有力3PL企業プロファイル
主要47社の最新事業概要と業務領域
ロジスティード/センコーグループホールディングス/SGホールディングス/郵船ロジスティクス/SBSホールディングス/近鉄エクスプレス/日本通運/ヤマトホールディングス/日本アクセス/キユーソー流通システム/ニチレイロジグループ本社/C&Fロジホールディングス/山九/ニッコンホールディングス/AZ-COM丸和ホールディングス/ハマキョウレックス/NX・NPロジスティクス/三井物産グローバルロジスティクス/セイノーホールディングス/伊藤忠ロジスティクス/三菱商事ロジスティクス/トランコム/鈴与/大和物流/アサヒロジスティクス/丸全昭和運輸/トナミ運輸/日通NECロジスティクス/アサヒロジ/丸紅ロジスティクス/NTTロジスコ/日本ロジテム/ダイワコーポレーション/キムラユニティー/富士ロジテックホールディングス/プラス ロジスティクス/第一貨物/日本トランスシティ/住商グローバル・ロジスティクス/丸協運輸/関通/遠州トラック/新開トランスポートシステムズ/キリングループロジスティクス/三菱ケミカル物流/東 海運/名港海運
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Key Person |
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「それでも物流業は装置産業化していく」
ローランド・ベルガー 小野塚 征志 パートナー
庫内作業の自動化率は年を追うごとに上昇している。2030年には自動化が70%を超えるセンターも珍しくはなくなる。トラックの完全自動運転も2025年の実用化から5年も経てば運用規模が大きく拡大する。2030年を分岐点に、物流業の装置産業化を前提として経営計画を策定するようになる。
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Case Studies |
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エフピコ〈SCM〉
生産・物流・回収の機能を同一拠点に集約
関西ハブセンターの稼働で全国物流網完成
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NEXT Logistics Japan〈2024年問題〉
ダブル連結トラックの中継輸送で幹線を混載
世界初、量子コンピューター活用し運営高度化
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Columns |
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物流企業の値段《第184回》
姫野良太 JPモルガン証券 エグゼクティブディレクター
日本郵船
定期船事業の業績拡大で財務体質が改善
物流事業の成長に向けたM&Aにも注視
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第54回》
復習10 トレーサビリティ
講師 梶田 ひかる
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フィジカルインターネット通信《第14回》
スマートボックスを後押しする包装規制
野村総合研究所 水谷禎志 エキスパートコンサルタント
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トラサポ ダイアリー《第11回》
運送業専門の行政書士になったわけ
行政書士 鈴木隆広 トラサポ代表
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海外トレンド報告
《欧米編》次世代移植用臓器保管技術の英スタートアップ、45億円の出資獲得
《アジア編》海南洋浦碩佳国際航運が、中ロ間の北極海航路に新規参入
《アフリカ・中南米編》東アフリカ諸国、通関簡素化で滞留時間6〜8割削減
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第256回》〜温故知新編 第137回〜
2024年問題へのカウントダウン
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物流指標を読む《第175回》
トラック業界の給与額上昇は道半ば
NX総合研究所 佐藤信洋
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
ロジスティクスとAI
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佐高信のメディア批評
YouTube「お笑い維新研究」に反響
関西で隠される「第2自民党」の正体
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Information |
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CLIP BOARD
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●ドローンなど活用の「新スマート物流」でシンポジウム開催(前編)
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●ラピュタロボティクスとZMPが自動フォークリフトを相次ぎ公表
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●不動産協会が先進的物流施設の開発促進へ政策要望決定
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●国土交通省が荷主や元請けの監視強化へ「トラックGメン」配置
●トヨタ自動車が2024年問題対応で輸送料金引き上げ
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●スキャンディット、日本の事業展開で記者会見
●日本ミシュランタイヤ・須藤社長が2024年問題解決支援へ決意表明
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
賃貸物流施設マーケット動向(2023年第2四半期)
首都圏の新規需要は過去最大で空室率は横ばい
シービーアールイー
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主要記事索引
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編集後記 |
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広告索引 |
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ロジビズ・オンライン ピックアップ(2023年7〜8月配信分より) |