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2023年2月号 |
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Cover Story |
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特集 物流企業番付《令和5年版》
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【解説】国際運賃の高騰でフォワーダーが急伸
物流企業売上高上位2千社を対象に直近3カ年の業績を分析、各社の“強さ”を評価した。輸送スペースのひっ迫で国際運賃が高騰、サプライチェーンが混乱して世界各地で在庫の積み増しも発生したことから、フォーワーダーをはじめ輸出入貨物を取り扱う国際物流企業がランキングの上位を占める結果となった。
●総合ランキング トップ50社
●当期利益(単独) 上位100社
■注目企業─トップが語る強さの秘訣
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24 |
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【第1位】
郵船ロジスティクス 神山 亨 社長
サプライチェーン全域にスコープを拡大
これまでの海上、航空、ロジスティクスに続き、サプライチェーンソリューション事業を四つ目の柱に育てる。調達物流業務を効率化する独自のサービス「オリジン・カーゴ・マネジメント」やグローバルSCMのコントロールタワーとしての機能を提供することで、スコープをサプライチェーン全域へと拡大していく。
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【第6位】
エーアイテイー 矢倉英一 社長
デジタルフォワーダーの一番を本気で目指す
中国から日本への輸入フォワーディングで圧倒的なシェアを握る。大量の営業マンを投入して中小荷主を一軒一軒回るローラー作戦で事業基盤を築き、大手荷主へと客層を広げてきた。しかし、市場はこれからデジタルフォワーダーの時代を迎える。その一番手になることで飛躍を図る。
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【第8位】
AZ-COM丸和ホールディングス 和佐見 勝 社長
「1兆円企業」になるための仕組みを作る
EC拡大の波に乗り、急成長が続く。ラストワンマイルからセンター運営、幹線輸送にEC物流事業の領域を広げることで、付加価値を高めている。主要荷主のマツキヨココカラ&カンパニーの経営統合では、新設センター2カ所を受託。最新設備を導入した先端センターで新たなモデルを構築する。
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【第19位】
伊藤忠ロジスティクス 佐々和秀 会長
物流をベースにした「マルチ機能集団」を目指す
医薬品物流が好調だ。国内3PLからスタートして、国際輸送と海外の現地物流にその幅を広げてきた。地域的には中国に続きインド事業が伸びている。現地ネットワークの構築が完了し、事業の拡大を加速させている。入社してくる社員の約7割が海外志向という組織の特徴を生かし、海外市場に軸足を置いてさらなる成長を図る。
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【第21位】
ダイワコーポレーション 曽根和光 社長
営業倉庫と倉庫サブリースを両輪に成長
営業倉庫事業と倉庫のサブリース事業をエンジンに成長を続けている。営業倉庫は健康飲料やアミューズメント関連商品、輸入食材などの既存荷主の取り扱いが増加。EC関連も年率10%以上のペースで拡大している。サブリース事業は営業倉庫事業と並ぶ大きな柱に育った。足元では倉庫会社主導の共同配送を首都圏で開始した。
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【第28位】
ハマキョウレックス 大須賀 正孝 会長(CEO)
物流業はこれからも装置産業にはなり得ない
物流が自動化されて装置産業化するという人は、物流を分かっていない。物流には常に波動がある。その対応次第で生産性が決まる。全自動化すればそれができなくなる。これからも物流はたくさんの人手を必要とする。みんなが少しずつ頑張ること以外に成長の道はない。
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【Date】
●総合ランキング50音別索引
●売上高(単独) 上位500社
●グループ売上高 上位50社
●総合ランキング 上位500社
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Key Person |
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「サプライチェーンの変化に先手を打つ」
三菱倉庫 藤倉正夫 社長
牙城とする医薬品物流は新規参入の増加で競争が激化している。医療機器と再生医療に手を広げて地盤を強化する。食品物流もグローバルサプライチェーンにスコープを広げる。後発の自動車部品とECは、環境変化をチャンスととらえ先行投資で市場に斬り込む。明確なターゲティングの下、経営資源を集中する。
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Case Studies |
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ベルーナ〈自動化〉
130億円投じて基幹物流拠点に新棟増設
大型AGV活用し少品種大量出荷を省力化
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Columns |
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物流企業の値段《特別編》
2022年9月期中間
物流企業決算ランキング
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ロジスティクス長期戦略 NEXT10
《第3回》Automation:自動化
物流ロボットの投資利益率を最大化する
対談 Hacobu 佐藤健次 執行役員CSO × EYストラテジー・アンド・コンサルティング 田岡 佑一郎 アソシエートパートナー
棚搬送型ロボットをはじめとするGTP方式は既にECセンターにおけるスタンダードの地位を確立した。ロボット倉庫や協働型の普及も始まった。自動化の進展に伴い、庫内のヒト・モノ・設備の動きを同期化してスループットを最大化するインテグレーションが新たなテーマとして浮上している。
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海外論文
人道支援ロジスティクスのアウトソーシング
ウィーン経済大 Timo Gosslerほか
人道支援や災害支援における物流アウトソーシングの現状と今後の方向性を分析した。人道支援組織の物流コストは年間数十億ドル規模に達しており、その多くがアウトソーシングされている。大手物流企業は専門組織を置いてそれに対応している。しかし、課題は山積しており、今後10年以内にそのあり方は大きく変化していくことが予想される。
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第47回》
復習3 生産プロセスとロジスティクス
講師 梶田 ひかる
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フィジカルインターネット通信《第7回》
ALICEリエゾンプログラムでのナレッジ共有
野村総合研究所 水谷禎志 エキスパートコンサルタント
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トラサポ ダイアリー《第4回》
緑ナンバーを取るのはこんなに大変!
行政書士 鈴木隆広 トラサポ代表
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海外トレンド報告
《欧米編》EUが6億ユーロ投じ軍民両用貨物輸送インフラ強化へ
《アジア編》マースクがパキスタンで洪水被災者支援ロジスティクス
《アフリカ・中南米編》Ziplineとルワンダ政府が医薬品ドローン空輸協定拡充
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NEWS ROOM
NXホールディングスがコーポレートベンチャーキャピタル設立
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第249回》〜温故知新編 第130回〜
トラック運送業の再委託問題
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物流指標を読む《第168回》
不透明感増す中で、総輸送量は低調
NX総合研究所 佐藤信洋
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
SOLE基本教材「LEM」
第9章 ロジスティクスマネジメント
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佐高信のメディア批評
沖縄返還の密約暴いた記者に有罪判決
西山事件に頬かむりするメディアに怒る
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Information |
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CLIP BOARD
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●ヤマト総研がフィジカルインターネットのシンポジウム開催
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●「レベル4」解禁でドローン物流実用化の動きが加速
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●ソフトバンクロボティクス・坂田常務執行役員CPOインタビュー
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●北欧のIoT大手テレノールコネクションCEO、日本の物流業界支援に意欲
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●ENEOSHDが東京都内でロボット宅配の実証現場を公開
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●日立物流が世界SCM競技会で日本勢最高の3位入賞
●物流ロボットの米ローカスロボティクスが日本市場参入
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
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主要記事索引
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114 |
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編集後記 |
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115 |
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広告索引 |
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ロジビズ・オンライン ピックアップ(2022年12月〜23年1月配信分より) |