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2023年12月号 |
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Cover Story |
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特集 日本の物流費 2023
上場企業1592社の支払物流費を調査
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【解説】
荷主の値上げが物流原価の上昇を吸収
売上高物流費比率の推移(全業種)
業種別の売上高物流費比率
業種別の支払物流費総額
2022年度 支払物流費ランキング トップ100
業種別トップ5の売上高物流費比率平均値
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【Data】
上場製造業・流通業の物流費一覧(2018〜22年度)
●調査方法 ●凡例
業種INDEX
01 食料品(108社)/02 繊維製品(49社)/03 パルプ・紙(19社)/04 化学(178社)/05 医薬品(38社)/06 石油・石炭製品(10社)/07 ゴム製品(16社)/08 ガラス・土石製品(45社)/09 鉄鋼(40社)/10 非鉄金属(29社)/11 金属製品(71社)/12 機械(176社)/13 電気機器(185社)/14 輸送用機器(75社)/15 精密機器(33社)/16 その他製品(69社)/17 卸売業(224社)/18 小売業(227社)
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【Report.1】
JILS「物流コスト調査報告書」を読む
日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所 三谷太志 マネジャー
JILSが例年実施している「物流コスト調査報告書」によると、荷主企業の対売上高物流コスト比率は、2015年度調査を底に上昇傾向にある。今後もこの傾向が続けば2030年度までに、本調査をJILSにて開始した1994年度以来の最高値を更新する可能性がある。荷主のロジスティクス・物流部門は自らの役割を再定義すべき時期を迎えている。
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【Report.2】
高齢化×インフレ「労働力不足2.0」の到来
Interview 野村総合研究所 桑津 浩太郎 研究理事コンサルティング事業本部 副本部長
折からの少子高齢化に、世界的なインフレの常態化という新たな要因が加わり、労働力不足の構造が大きく変化している。日本では定年の延長や女性の労働参加が既に限界に達し、移民の流入にも期待できないことから、有効な対策はデジタル化しか残されていない。
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【Report.3】
《海外論文》トラック輸送のコスト構造とコスト要因
“Cost Models and Cost Factors of Road Freight Transportation:A LiteratureReview and Model Structure”
イラン ショーマル大 准教授 Amir Izadi ほか
貨物輸送コストに関する先行文献を、運送事業者にとっての「オペレーショナルコスト」、荷主にとっての「時間価値」、社会的な「外部コスト」という三つの視点から整理して、トラック輸送のコスト構造をモデル化した。さらにはトラック輸送コストの算定方法およびデータ収集の枠組みを提示した。
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Key Person |
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「日本の物流施設市場にコミットし続ける」
米プロロジス ハミード・モガダム 共同創業者 会長兼CEO
賃貸物流施設の需要は世界的に盛り上がっている。賃料水準もこの3年間で過去に例がないほど上昇した。その半面、日本市場は開発用地の取得競争激化や建設コストの高騰が重しになり、これからの5年間はかつてない難しい局面を迎えそうだ。それでもプロロジスは今後も日本市場にコミットし続ける。
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Case Studies |
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イトーキ〈2024年問題〉
東日本の基幹拠点を分散し車両回転率向上
新事務所では関係者の働き方改革にも挑戦
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ZOZO〈自動化〉
茨城・つくばに5カ所目の大型拠点を開設
将来の人手不足考慮し3割の省人化実現
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Columns |
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物流企業の値段《第187回》
金井健司 東海東京調査センター アナリスト
AZ−COM丸和ホールディングス
EC、食品、ドラッグストアの主力3分野が堅調
24年3月期の連結売上高は2千億円の大台へ
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【集中連載】ウクライナ侵攻後のユーラシア物流《第2回》
中国側からみたカスピ海国際輸送ルート
明治大学商学部 町田一兵 教授
これまで中国〜欧州間の国際鉄道輸送は大半がロシア/ベラルーシ経由であった。しかし、ウクライナ紛争の長期化に伴い、EUはロシアに対する経済制裁を段階的に強化している。その結果、ロシアを経由するリスクが高まり、その代替ルートとして「ミドルコリドー(中央回廊)」が注目されている。
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第57回》
復習13 ロジスティクス評価指標 その2
講師 梶田 ひかる
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フィジカルインターネット通信《第17回》
Scan4Transport:輸送データの標準化
野村総合研究所 水谷禎志 エキスパートコンサルタント
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海外トレンド報告
《欧米編》ロッテルダム港、CO2海底貯蔵プロジェクトを始動
《アジア編》台湾港務公司、気象観測システムを6国際港に導入
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NEWS ROOM
三菱倉庫とキユーソー流通がGDP対応の医薬品中継輸送
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第259回》〜温故知新編 第140回〜
荷待ち・荷役作業を削減する取り組み
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物流指標を読む《第178回》
輸入が3%超のマイナスとはならない理由
NX総合研究所 佐藤信洋
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
道路混雑に関する学術的アプローチ
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佐高信のメディア批評
日経「私の履歴書」に黒田日銀前総裁
中央銀行を骨抜きにした男の厚顔無恥
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Information |
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CLIP BOARD
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●インターシステムズがSCM向けデータプラットフォーム発売に合わせセミナー開催
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●清水建設などが自動フォーク活用で「2024年問題」対応貢献目指す
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●プロロジス・モガダムCEOが4年ぶり来日記者会見
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●シャープが「ロボットストレージシステム」をお披露目
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●野村不動産グループが「中継拠点」需要踏まえ地方で物流施設開発拡大へ
●大和ハウス工業が物流施設開発で米国進出へ
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
●CBRE 賃貸物流施設マーケット動向(2023年第3四半期)
主要都市圏で空室率が上昇、首都圏は8.9%
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主要記事索引
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120 |
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編集後記 |
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広告索引 |
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ロジビズ・オンライン ピックアップ(2023年10〜11月配信分より) |