[ 特集 ]
3PL白書 2011第1部 危機を乗り越え再び急拡大
2011年9月号
日本の3PL市場が再び成長を開始した。2010年度の市場
規模は約1兆5000億円に達した。さらに今期は、いっそうの
規模拡大が見込まれている。同時に3PL企業間の業績格差
が広がっている。既存荷主の物量減少に多くの3PLが苦しむ
一方で一握りの勝ち組は継続的に業績を向上させている。
[ 特集 ]
第2部 何が継続的改善を可能にするのか対談 ハマキョウレックス 大須賀正孝会長 VS 大須賀秀徳社長
2011年9月号
物流の現場力とは、コスト競争力に尽きる。絶え間なく
生産性向上に取り組むことで、収益はどこまでも伸びていく。
それができない現場は、いずれ赤字に転落する。だとすれば、
継続的改善を可能にするものとは何なのか。3PL市場に先
駆者として君臨するハマキョウレックスの創業者と二代目経
営者が改めて意見を交換した。
[ 特集 ]
第3部国内有力3PL企業プロファイル主要50 社の最新事業概要と業務領域
2011年9月号
概要はありません
[ keyperson ]
「M&Aの勝ちパターンがつかめた」日立物流 鈴木登夫 社長
2011年9月号
今年四月のバンテック買収で今期の売上高は五〇〇〇億円を大
きく超える。セイノーホールディングス、山九を抜き、業界大手
の一角に浮上する。それでも成長スピードを緩めるつもりはない。
二〇一五年度に売上高七五〇〇億円という新たな目標を掲げ、ア
クセルを踏み続ける。
[ ケース ]
郵船ロジスティクス 国際化経営統合で欧州フォワーダーに対抗2013年度に売上高5000億円目指す
2011年9月号
郵船航空サービスとNYKロジスティックスジャ
パンが経営を統合してから約1年が経過した。2010
年度の関連会社の売り上げは合計で約3340億円。
うちロジスティクス事業は約850億円。これを13年
度には連結売上高5000億円・ロジ事業1130億円
に拡大する計画だ。
[ ケース ]
オリンパス 環境対策国際間輸送の排出原単位を独自に設定海上シフトと軽量化でCO2を6割削減
2011年9月号
国際間輸送で発生するCO2排出量の計算方法には、
今のところ公的な基準がない。そこで物流事業者か
らのヒアリングなどをもとに独自にCO2排出原単位を
設定し、国際物流における環境負荷低減に乗り出し
た。航空輸送から海上輸送へのシフトや製品・包装
の小型軽量化を進め、2007年からの4年間でCO2排
出量を60 %削減という成果を上げている。
[ ケース ]
英レクサム 欧米SCM会議?北米での大型買収を機に3PLを導入輸送費削減とサービス品質向上を両立
2011年9月号
大手製罐メーカーの英レクサムは2007年に大規模
な買収を実施し、北米市場におけるプラスチック事
業の売上高を従来の4倍に拡大させた。これを契機
として3PLを導入し、ネットワークの再構築を行っ
た。その結果、輸送コストを3年間で約13 %削減す
ると同時に輸送サービス品質を大幅に改善すること
ができた。同社で北米・南米のサプライチェーンを担
当するスコット・ブラブリック副社長が解説する。
[ 値段 ]
第70回日本郵船海運市況の変動から脱却し持続的成長へグローバル物流網でアジア市場を取り込む
2011年9月号
中期経営計画では海運事業に物流・港湾ター
ミナル事業を絡めてアジア市場の成長を取り込
む戦略を明確に打ち出した。海運バブル崩壊の
影響は長期化しており、これまでのように単に
船舶に投資して規模を拡大するだけでは持続的
な成長は期待できない。海運業の枠を超えるこ
とによって同業他社との差別化を図り、市況変
動からの脱却を目指している。
[ NEWS ]
欧米編
2011年9月号
ドイツの大手物流業者であるダク
サは、四〇〇〇万ユーロ(四五億六
〇〇〇万円)を投じてドイツ中西部の
マンハイム地方に建設した「ライン=
ネッカー物流センター」を稼働させ
た。ダクサの事業部門、「ダクサ・ヨ
ーロピアン・ロジスティクス」と「ダ
クサ・フード・ロジスティクス」、「ダ
クサ・シー&エア・ロジスティクス」
が利用する。
[ NEWS ]
中国編
2011年9月号
中国交通運輸部がこのほど発表し
た「二〇一〇年中国水運発展報告」
によると、中国港湾の二〇一〇年の
コンテナ取扱量は前年比一九・四%
増の一億四六〇〇万TEU、総貨
物取扱量は一六・七%増の八九億三
二〇〇万トンだった。
[ 道場 ]
メーカー物流編 ♦ 第24回「立派な物流センターが立ち上がった。センターは当然物流部門の所属になる。さて、そうなるとどうなる?」
2011年9月号
いよいよ物流部を廃止し、新たにロジ
スティクス部を立ち上げることになった。
いやおうなくプロジェクトメンバーたち
の士気は上がる。日本がロジスティクス
黎明期を迎えた七〇年代に実務家として
活躍した先人たちも、恐らく同じような
高揚感を抱いていたはずだ。しかし、先
人たちの努力は結局報われなかった。そ
れだけ当時はまだ壁が厚かった。
[ 判断学 ]
第112回 批判高まる経団連会長の東電擁護論
2011年9月号
原発事故を起こした東京電力の責任は誰の目にも明らかだ。とこ
ろが経団連会長は非常識な擁護論を振りかざしてツケを国民にまわ
そうとしている。
[ メディア批評 ]
「おかしい」という感覚さえ失ってしまったか新聞協会が掲載を拒否した原発報道批判論文
2011年9月号
六月二八日の東京電力の株主総会を東電大
会議室の報道関係者用スクリーンで見た。『毎
日新聞』に依頼されてである。
[ 物流指標を読む ]
第33回生産拠点・調達先の海外流出を防げ日通総合研究所「ロジスティクスレポートNo.19」経済産業省「東日本大震災後の産業実態緊急調査2」
2011年9月号
●震災が引き金となり海外シフトが加速
●電力不足でさらに拍車がかかる可能性も
●政府は早急に復旧・復興後の青写真を
[ 物流不動産市場レポート ]
特別編二〇一一年上半期三大都市圏物流施設マーケット動向分析シービー・リチャードエリス 鈴木公二 シニアコンサルタント
2011年9月号
シービー・リチャードエリスは七月二九日、二〇一一年上半期の全国物流施設市況レポー
ト「Industrial Market Report Japan(全国)Q1-Q2 2011」を発行した。首都圏では震災の
影響で短期需要やリスク分散を志向する動きが見られたものの、沿岸部から撤退する企業はほ
とんど見られなかった。賃料水準は下落基調が続いているが、今後は需給の逼迫が予想される。
反転のタイミングは不透明だが、賃料に底打ち感が出てきていることは間違いない。
[ 現場改善 ]
第104回オーナー系倉庫会社M社の二五年目の夏
2011年9月号
先代から引き継いだ事業を売却し、その資金で倉庫事業
に参入した。しかし、世間は甘くなかった。いくつもの壁に
ぶつかり、そのたびに辛酸をなめながら四半世紀を何とか
生き抜いてきた。そこにリーマンショック、そして東日本大
震災が襲った。経営の現実を直視できなくなった経営者は酒
と女に溺れていった。
[ 物流行政を斬る ]
第6回被災地の高速道路無料化に便乗するトラックが多発物流業界の課題が浮き彫りに
2011年9月号
被災地の復旧・復興を目的とした高速道路無料化に便乗
するトラックが多発し、大きな社会問題になっている。行
政は?ただ乗り?を止めるよう呼びかけるものの、事態が
収束する気配はない。これを受けて、施策自体の中止にま
で議論が及び始めている。この問題は、ドライバーのモラル
に訴えるだけでは解決しない。背景には物流業界が抱える
構造的課題がある。
[ SOLE ]
非定常作業における工程計画・管理変化に強い仕事のしくみ作りと実践
2011年9月号
我が国が停滞から抜け出すために
は、新しい仕事へのチャレンジと業務
システムの変革を行わなければならな
い。日本の政府、企業は、日々繰り
返し行う「定常業務」の標準化や工
程・品質管理をお家芸としているが、
今の時代に必要なのは「非定常業務」
の計画立案とその管理である。それ
は東日本大震災の復旧・復興にも必
ず役に立つはずだ。七月のフォーラム
で行った講演「非定常作業における
工程計画と工程管理」の概要を紹介
する。
(日本能率協会コンサルティング 中
森清美)
[ データ ]
国土交通月例経済(国土交通省)
2011年9月号
概要はありません
[ CLIP ]
サプライマネジメント協会が初のアジア大会アジア各国からISM代表が来日して講演
2011年9月号
米サプライマネジメント協会(I
SM)の日本支部、日本サプライマ
ネジメント協会が主催する「第十三
回ISM/CAPS日本・サプライ
マネジメント年次大会」が九月三〇
日に東京・五反田で開催される。
[ CLIP ]
家電など一九社が博多で共同物流を検討JILSセミナーで構想の概要を発表
2011年9月号
家電メーカーなど一九社を中心に
構成する「物流プラットフォーム検討
会」は七月二七日、JILSが都内
で開催した「次世代型物流効率化セ
ミナー〜物流プラットフォーム実現に
向けて〜」で家電製品の物流プラット
フォーム構想の概要を発表した。海外
生産拠点との結節点である港湾エリア
に共同物流センターを設置してメーカ
ーの物流拠点を集約し、納品先まで
の物流工程の共同化を目指す。