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2003年6月号 |
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物流管理の常識とは大違い
特集
ロジスティクスの手引き
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解説 なぜ物流改革は失敗するのか
本誌編集部
選り抜きのエリートが知恵を絞った。社外のコンサルタントや専門家の意見も確認した。十分な予算も確保した。万全を期したはずのプロジェクト。それがなぜ悲惨な結果を招いてしまうのか。これまで物流管理の常識とされてきたアプローチに決定的な問題のあることがその大きな要因となっている。
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日本型3PLの人材教育 長迫令爾 アルプス物流 会長
物流子会社の勝ち組とされるアルプス物流。同社に入社した新卒社員は最初の1年間、仕事をしない。その代わり長迫会長が自ら記した電子部品物流の「教科書」を、みっちりと叩き込まれる。“長迫教室”の卒業生は既に100人に上る。こうした人材の厚みが同社の事業展開の裏付けとなっている。
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物流ABCが拓くマネジメント
内田明美子 日通総合研究所 コンサルタント
今年4月、中小企業庁は物流ABCを使った「物流コスト算定・効率化マニュアル」を公表した。米マイクロソフト社の「Excel」ベースで作動するコスト分析ソフトと解説書を、同庁のウエブサイトから無料で入手できる。同マニュアルの策定作業にも携わった日通総合研究所の内田明美子氏に、物流ABCの可能性とソフトの機能を解説してもらう。
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物流改革へのテクノロジー 福島和伸 城西大学 教授
いよいよ日本でも物流分野において、プロのテクノロジストが活躍する時代に突入した。IE(インダストリアル・エンジニアリング)や新しい情報技術を駆使して、マネジメントの改革ができる人材が強く求められるようになる。このような人材が、改革を実現する牽引役となるだろう。
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「ザ・ゴール」に学ぶロジスティクスのTOC=制約管理
小林俊一 日本能率協会コンサルティング 執行役員
世界中でベストセラーとなった「ザ・ゴール」。そこで展開されている「TOC」は今日のSCMの基礎理論となっている。日本能率協会コンサルティングでは現在、TOCをロジスティクスに活用する方法の確立に取り組んでいる。その責任者がロジスティクス管理におけるTOCを解説する。
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グローバルワン・サプライチェーン
ーーSCMの統合が可能にした新しいモデル
五十嵐慎二 アクセンチュア パートナー
既存のビジネスモデルを維持したままの改善では、その効果にも限界がある。SCMで他社との差別化を図るには、ビジネスモデル自体の改革が必要だ。一つの解答が最新モデル「グローバルワン・サプライチェーン」だ。その概要を改革の現場から報告する。
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サプライチェーンの評価方法(前編)
ダグラス M. ランバート オハイオ州立大学/ノースフロリダ大学 教授
テレンス L. ポーレン ノースフロリダ大学 教授
サプライチェーンの評価法は、いまだ確立されていない。大部分の企業がロジスティクスの指標を使ってサプライチェーンを管理しているのが現状だ。在庫回転率という指標もSCMには効果的ではない。サプライチェーンのパフォーマンスを正しく評価するための新しい評価方法の枠組みを、斯界の権威が提案する。
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連載 事例で学ぶ現場改善
作業員50人以下の現場のコスト管理
中根治 日本ロジファクトリー 取締役
物流ABCは確かに効果的だ。しかし、小さな現場には適さない。調査に手間がかかる上、改善がムダに終わる可能性も高い。作業員数50人以下、しかもパート・アルバイトが全体の7〜8割を占めるような現場のコスト管理では、物流ABCの導入よりむしろ7人程度のチームによる小集団管理のほうが現実的だ。
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新連載 講座
SCMの常識ーー改革の現場から
理論編 SCMとは何か/実践編 プロジェクトの立ち上げ
杉山成正 ベリングポイント ディレクター
経営者の多くはITのスペシャリストでもなければ、工場出身でもない。SCMに関する難しい専門用語は理解できない。理解する気もないだろう。彼らをSCMのコンサルタントはどのように啓蒙しているのか。日本企業のサプライチェーン改革を数多く手がけている第一線のコンサルタントが誌上で再現する。
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ハウス食品 〈コスト削減〉
改善重ね物流コストを20億円削減/SCMソフト導入に向け体制整備 |
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モスフードサービス&味の素物流 〈静脈物流〉
食品の一括配送回収システムを構築/野菜くずの循環型リサイクルで協業 |
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サンワネッツ〈現場改善〉
やる気ゼロのQC活動にメス/賞金用意しサークルを活性化
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Supply Chain Council[SCC]報告
SCM:加速する進化と深化
[サプライチェーンワールド・アメリカ2003]参加レポート
北風道彦 SCC日本支部 バイスチェアマン
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やらまいか!物流通業――ハマキョウ流・運送屋繁盛記《第3回》
「地元トラック協会に殴り込み」
大須賀正孝 ハマキョウレックス 社長 |
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湯浅和夫の物流コンサル道場《第15回》
〜卸売業編〜 第3回 |
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CLO実践録《第7回》
「食品メーカーのロジスティクス管理」
川島孝夫 味の素ゼネラルフーヅ 常勤監査役
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ロジスティクス・リーダーシップ論《第8回》
「コラボレーションのための標準化」
楢村文信 P&G ECRネットワーキング・マネージャー |
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The International
Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告 |
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奥村宏の判断学《第13回》
「スパイ・ゾルゲの教訓」
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佐高信のメディア批評
「地域通貨で顕わになる国家通貨への不信
ホンモノを見抜く眼が官僚国家を変える」
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海外論文
経済協力開発機構(OECD)TRILOGプロジェクト報告
「貨物輸送ロジスティクス」〈中編〉
Transport Logistics : Shared Solutions to Common
Challenges.
訳 福山平成大学 門田清 助教授
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ARC Advisory
Group リポート
WMS市場の2002年成長率は約5%
価格低下で中小企業への普及が加速
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日通総合研究所 企業物流短期動向調査
国土交通省 月例経済報告
国土交通省 普通倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況
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広告索引 |
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CLIP BOARD |
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編集後記 |
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バックナンバー |
[ ケース ]
モスフードサービス&味の素物流――静脈物流
2003年6月号
モスフードサービスと味の素物流が、仙台
で「食品一括配送・回収システム」を試みて
いる。モスの店舗に食材を配送する際に、厨
房で発生した野菜くずを回収。これを堆肥の
原料として再利用する。物流の効率化で環境
負荷を抑えながら、食品リサイクル法への対
応も図るという一挙両得を狙った取り組みだ。
[ ケース ]
ハウス食品――コスト削減
2003年6月号
90年代を通じて物流改善プロジェクトを繰
り返してきた。当初は受注センターの集約や、
拠点の統廃合などでめざましい成果を上げた
が、機能の見直しによる改善のネタはほどな
く尽きた。来春をメドにSCMソフトを稼働
させるのを契機に、組織変更も含めて物流管
理のあり方を根底から見直そうとしている。
[ CLIP ]
松下ロジ専用のテーラーメイド型施設 「プロロジス・パーク浦安」が稼働
2003年6月号
物流施設の開発および運
営管理を手掛けるプロロジ
スはこのほど、同社が松下
ロジスティクス用に開発し
た物流施設、「プロロジス・
パーク浦安」が稼働したと
発表した。浦安市臨海部に
建設された同施設は、立地
選定、用地取得、建設、運
営をプロロジスが一貫して
行う「ビルド・トゥ・スー
ツ(Build to Suit
)型開発」
と呼ばれるテーラーメイド
の物流施設。松下ロジステ
ィクスに一括賃貸される。
[ SCC報告 ]
SCM:加速する進化と深化
2003年6月号
イラク戦争真っ最中の今年四月、米ジョー
ジア州アトランタでサプライチェーンカウン
シルの年次総会が開催された。その模様を日
本から参加した北風道彦SCC日本支部バイ
スチェアマンが報告する。
[ SOLE ]
CPLの試験問題に挑戦
2003年6月号
Q1 内生変数に関する説明で正しいのはどれか。
a.ロジスティシアンが制御できないシステム内の要素である。
b.ロジスティシアンが制御できるシステム内の要素である。
c.ロジスティシアンが制御できないシステム外の要素である。
d.ロジスティシアンが制御できるシステム外の要素である。
Q2 設計審査と評価によってもたらされるものは次のどれか。
a.正式チェック、共通ベースライン、正式記録、成熟した設計、
インターフェイス問題への解決
b.正式チェック、正式記録、成熟した設計、インターフェイス問
題への解決
c.正式チェック、共通ベースライン、正式記録、インターフェイ
ス問題への解決
d.正式チェック、共通ベースライン、正式記録、成熟した設計
[ ARC ]
WMS市場の2002年成長率は約5% 価格低下で中小企業への普及が加速
2003年6月号
企業向けソフトウエア市場全体が冷え込む中で、
倉庫管理システム(WMS)市場は回復基調に転じ
ている。ARCの調査によると、二〇〇二年のWM
S販売額は前年比約五%増を記録した。
e
―フルフィルメントブームの終焉、さらに世界
経済の後退などによって、二〇〇〇年以降、WMS
製品の販売額は下降局面にあった。二〇〇〇〜二
〇〇一年にかけて、世界のWMS販売額は六%減
少し、とりわけ北米市場では十二%減という大幅な
落ち込みを示した。それだけにARCでは「成熟し
たWMS市場で(二〇〇二年に再び)ダイナミック
な動きが見られたのは興味深い」(サプライチェー
ンマネジメントサービスディレクターのSteve
Banker
氏)としている。
[ CLO ]
食品メーカーのロジスティクス管理
2003年6月号
二〇〇〇年六月に雪印乳業が起こし
た食中毒事件と、二〇〇二年一月の雪
印食品による偽装牛肉事件――。日本
を代表する食品メーカーの相次ぐ不祥
事が、「食の安全」に対する消費者の
視線を一気に厳しいものに変えた。食
品メーカーの経営は変革を迫られ、ロ
ジスティクス部門の管理指標に「社会
的評価」を加えるのが当たり前になっ
た。
[ ケース ]
サンワネッツ――現場改善
2003年6月号
調達物流を得意とする静岡の中堅物流業者。
QC活動に力を注いできたが、実は現場が動
いているのは発表会の直前だけだった。物流
品質に対し顧客からクレームが殺到したのを
機に、QC活動の見直しに着手した。現場主
導型からトップダウン型に改め、さらに懸賞
金を用意した。その結果、部門、個人間で現
場改善の成果を競い合うようになった。
[ データ ]
企業物流短期動向調査(日通総研短観)
2003年6月号
■調査方法
本調査はアンケート方式により、四半期ベース(3月、6月、
9月、12 月の年4回)で実施する。
調査項目は次のとおりであり、当期実績見込みと次期見通しを
対前年同期比「増加する」、「横ばい」、「減少する」もしくは「値
上がり」、「変わらない」、「値下がり」等の3 つの選択肢の中から
選択回答する。
集計は、調査項目ごとに各選択肢の回答事業所数を集計し、そ
の合計事業所数に対する割合を算出、以下により動向判断指標(※)
とする。
[ メディア批評 ]
地域通貨で露わになる国家通貨への不信 ホンモノを見抜く眼が官僚国家を変える
2003年6月号
四月二十二日付『毎日新聞』の「03
列島ナ
ビ」という?随時掲載〞に注目した。
北海道網走支庁留辺蘂
る
べ
し
べ
町で導入した「地域
通貨」の試みである。「財務省に粘り勝ち」と
いう大見出しに、「何度でも使え、換金も可」
の全国初の挑戦とある。
人口九〇〇〇人余りのこの町はデフレに沈
む地域経済の再生をめざして、これを流通さ
せようとしている。額面五〇〇円と一〇〇〇
円の二種類あるこの地域通貨は一般の商品券
型と違って何度でも使え、町指定の金融機関
で現金に換えることもできる。
[ やらまいか ]
地元トラック協会に殴り込み
2003年6月号
白トラ営業のまま、保有トラック台数は一八台まで増えた。そこに同
業者からの横ヤリが入り、地元のトラック協会に呼び出された。すった
もんだの末、緑ナンバーを取得。会社がようやく軌道に乗り始めた。そ
う思った途端、またも売り上げの半分を占める大口荷主の倒産に直面し
た。借金返済のために「一日一〇〇〇円」の極貧生活が始まった。
[ リーダーシップ論 ]
コラボレーションのための標準化
2003年6月号
企業間情報システムの活用で、必ず大きなテーマになるのが標準化の問
題だ。欧米ではNPOの業界団体に大手企業がボランティアを派遣し、ユ
ーザー主導で標準化が進められている。ライバル企業同士でも、標準化に
関しては協力する体制が整っている。これに対して日本の取り組みは遅れ
ている。
[ 海外論文 ]
貨物輸送ロジスティクス(中編)
2003年6月号
貨物輸送が距離的にも量的にも拡大し、eコ
マースが急速な発展をみせるなかで、ただ単に自由競争に委ねるだけでは持続可能な発展は達
成できない。効率的で環境に優しいグローバ
ル・ロジスティクス・ネットワークを確立する
には、各国政府がグローバル・ビジョンを共有
し、適切な政策を打ち出す必要がある。本レポ
ートの第3章では、モーダルシフトを中心に、
ロジスティクス分野の環境対策に関して政府が
採るべき政策に焦点が当てられている。
[ 道場 ]
卸売業編・第3回
2003年6月号
大先生のファンという女社長の
ファンに大先生がなった
!?
大先生の銀座の事務所。どこへ行ってしまった
のか大先生はいない。昼休みのゆったりとした雰
囲気のなかで、弟子二人と女史が昨日の問屋訪問
の話で盛り上がっている。
「へー、その会社の社長さんが、先生の好みのタイ
プってのはおもしろいですね」
弟子たちの報告に、女史が興味深そうに相づち
を打った。コーヒーを片手に大きく頷きながら美
人弟子が解説を続ける。
[ 判断学 ]
スパイ・ゾルゲの教訓
2003年6月号
日本やドイツの最高機密をソ連に送り続け、最後は特攻警察によって捉えら
れ、死刑になったスパイ・ゾルゲが一種のブームになっている。ゾルゲと、そ
の協力者として同じく死刑に処された尾崎秀実は、日本の社会科学者に最も欠
けている判断力を持っていた。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引きなぜ物流改革は失敗するのか
2003年6月号
数百億円を投じた最新の需要予測システム
が全く機能しない―― 自社開発した全自動
マテハン設備がすぐに不要になった―― 物流
拠点を集約したのに在庫が減らない。物流コ
ストはむしろ悪化した―― 世間で物流先進
企業と目されている会社でさえ、一皮めくる
とそんな改革の失敗が山積みになっている。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き 日本型3PLの人材教育
2003年6月号
物流子会社の勝ち組とされるアルプス物流。同社に入社した新卒
社員は最初の1年間、仕事をしない。その代わり長迫会長が自ら記
した電子部品物流の「教科書」を、みっちりと叩き込まれる。“長
迫教室”の卒業生は既に約100人に上る。こうした人材の厚みが同
社の事業展開の裏付けとなっている。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き 物流ABCが拓くマネジメント
2003年6月号
今年4月、中小企業庁は物流ABCを使った「物流コスト算定・効
率化マニュアル」を公表した。マイクロソフトの「Excel」ベースで
作動するコスト分析ソフトと解説書を、同庁のウエブサイトから無
料で入手できる。同マニュアルの策定作業にも携わった日通総合研
究所の内田明美子氏に、物流ABCの可能性とソフトの機能を解説
してもらう。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き 物流改革へのテクノロジー
2003年6月号
いよいよ日本でも物流分野においてプロのテクノロジストが活躍
する時代に突入した。IE(インダストリアル・エンジニアリング)
や新しい情報技術を駆使して、マネジメントの改革ができる人材が
強く求められるようになる。このような人材が、改革を実現する牽
引役となるだろう。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き ロジスティクスのTOC=制約管理
2003年6月号
世界中でベストセラーとなった「ザ・コール」。そこで展開されて
いるfToeJ は今日のSCM の基礎理論となっている。日本能率協
会コンサルテインタでは現在、Toe をロジスティクスに活用する方
法の確立に取り組んでいる。その責任者がロジステイクス管理にお
けるTOC を解説する。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き グローバルワン・サプライチェーン
2003年6月号
既存のビジネスモデルを維持したままの改善では、その効果にも
限界がある。SCMで他社との差別化を図るには、ビジネスモデル
自体の改革が必要だ。一つの解答が最新モデル「グローバルワン・
サプライチェーン」だ。その概要を改革の現場から報告する。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き サプライチェーンの評価方法〈前編〉
2003年6月号
サプライチェーンの評価法は、いまだ確立されていない。大部分
の企業がロジスティクスの指標を使ってサプライチェーンを管理し
ているのが現状だ。在庫回転率という指標もSCMには効果的では
ない。サプライチェーンのパフォーマンスを正しく評価するための
新しい評価方法の枠組みを、斯界の権威が提案する。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き 作業員50人以下の現場のコスト管理
2003年6月号
物流ABCは確かに効果的だ。しかし、小さな現場には適さない。
調査に手間がかかる上、改善がムダに終わる可能性も高い。作業員
数50人以下、しかもパート・アルバイトが全体の7〜8割を占める
ような現場のコスト管理では、物流ABCの導入よりむしろ7人程
度のチームによる小集団管理のほうが現実的だ。
[ 特集 ]
物流管理の常識とは大違い ロジスティクスの手引き 理論編『SCMとは何か』実践編『改革プロジェクトの現場から』
2003年6月号
経営者の多くはITのスペシャリストでもなければ、工場出身でも
ない。SCMに関する難しい専門用語は理解できない。理解する気
もないだろう。彼らをSCMのコンサルタントはどのように啓蒙して
いるのか。日本企業のサプライチェーン改革を数多く手がけている
第一線のコンサルタントが誌上で再現する。