ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
2024年版トラック実勢運賃調査 ダウンロード版 7月1日発行
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2003年4月号

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  2003年4月号
   

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知りませんでは済まされない
  特集 実勢運賃

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第1部 トラック運賃はこう動
 トラック運送の実勢運賃はバブル期と比較して既に2割ほど下がっている。さらに今年はコスト増要因となる環境規制や安全規制の強化が控えている。運送原価は高騰する。しかし、実勢運賃は上がらない。トラック運賃から公共性が消え去り、完全な市況商品となったからだ。

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第2部 運賃の仕組みを再考する
 運賃とは人件費だ。人件費の削減は運賃を下げる最大の手段だ。しかし、既にドライバーの賃金は限界を超えて下がっている。発想の転換が必要だ。人件費の水準を下げるのではなく、人件費をかけずに運ぶ仕組みが求められている。

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Interview カサイ経営 河西健次 代表
「荷主は本当の原価を知らない」

資料 トラック実勢運賃の推移 カサイ経営調

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第4部 どっこい元気な水屋の一日
 
トラック運送業界には携帯電話一つ、いや三つぐらいポケットに入れて、配車を請け負うフリーのブローカーたちがいる。“水屋”と呼ばれる。長引く不況は水屋の財布を直撃している。しかし、市場の実態を知り尽くした彼らは、したたかにビジネスモデルの転換を図っている。

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第5部 配車管理の新モデルを探る
 
2000年から2001年にかけて、日本で求車求貨システムの一大ブームが巻き起こった。数十ものITベンチャーが担い手として名乗りを上げた。しかしITバブルの崩壊とともに、その多くは姿を消した。嵐の去った市場では今、新しい試みが静かに進められている。

 
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連載 事例で学ぶ現場改善 特別編
日本ロジファクトリー 青木正一 代表

荷主のモノサシで運賃体系を作る
 
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新連載 ハマキョウレックス・大須賀正孝社長の
やらまいか「物流通業」〜ハマキョウ流・運送屋繁盛記〜

第1回「運送業はお先真っ暗だ!」

   

 
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ソニーサプライチェーンソリューション――調達物流 
物流子会社と部品調達会社を合併/サプライチェーン管理会社へ脱皮
 
42
コマツ物流――情報システム
外販強化に向けた基盤作りとして/約13億円投じ情報インフラを再構築
  48 ライオン――コスト削減
全国の拠点集約と工場直送で/トータルコストダウンに貢献
   
 
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湯浅和夫の物流コンサル道場《第13回》
湯浅和夫 日通総合研究所 常務取締役
 
60

CLO実践録《第5回》
米国流の導入で在庫を6割減
川島孝夫 味の素ゼネラルフーヅ 常勤監査役

 
64
ロジスティクス・リーダーシップ論《第6回》
「情報化によるロジスティクスの変革」
楢村文信 P&G ECRネットワーキング・マネージャー
 
70
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
CPL(Certified Professional Logistician)の試験問題に挑戦
 
52
奥村宏の判断学《第11回》
「経済学者に騙されるな!」
奥村宏 経済評論家
 
59
佐高信のメディア批評
「日経の社員食堂から親子どんぶりが消えた!?
 ワンマン経営者が蝕む日本株式会社の社内報」

佐高信 経済評論家
 
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特別レポート
シックスシグマ・ロジスティクス

スティーブ・バンカー ARCアドバイザリーグループ SCM担当ディレクター
 80年代に日本企業の後塵を拝することになった米国企業は、強い日本企業を徹底的に研究した。そのとき日本企業のTQC活動をヒントに生み出された米国流の改善手法がシックスシグマだった。すでに製造業には広く浸透している品質管理の手法だが、本稿ではロジスティクスやサプライチェーンの分野におけるシックスシグマの可能性を幅広く探っている。

 
 
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全日本トラック協会「トラック運送業界の景況感」2002/10〜12月期
全日本トラック協会「平成13年度決算版 経営分析報告書」より
国土交通省 月例経済報告
国土交通省 普通倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況
 
 
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広告索引
 
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CLIP BOARD
 
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編集後記
 
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バックナンバー

PDFバックナンバー

[ ARC ] 製品サービス(PSM)管理市場 二〇〇八年までに二〇億ドルに 2003年4月号
ARCアドバイザリーグループの最新の市場 調査によると、商品サービス組織に対して幅広 いエンタープライズ・ソリューションを包含する 製 品 サ ー ビ ス 管 理 ( Product Service Management, PSM )市場は、二〇〇二年にト ータルで六億五〇〇〇万ドル強であったが、今 後五年間はほぼ二五%の累積年平均成長率で拡 大し、二〇〇七年末までに現在の三倍、約二〇 億ドルに達すると予測される。
[ CLO ] 米国流の導入で在庫を六割減 2003年4月号
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は 八〇年代後半に、米国流のロジスティ クスを全面導入した。最初は半信半疑 のスタートだったが効果は抜群。八七 年と九二年を比較すると、五年間で六 割以上も在庫が激減した。AGFがロ ジスティクスの導入に成功した最大の 理由は、トップの強い意志にあった。
[ SOLE ] CPLの試験問題に挑戦 2003年4月号
Q1 マズローの欲求階層は「第1レベル:生理的欲求」、「第 2レベル:安全欲求」、「第3レベル:社会的欲求」、「第4レベ ル:自我または尊敬欲求」、「第5レベル:自己実現欲求」であ るが、第3の社会的欲求に含まれるのはどれか。 a.愛情、受容、友情、他からの尊敬、性 b.生存、飢餓、渇、自己尊重 c.身体的傷害からの防御 d.愛情、受容、友情、所属、愛 Q2 正規分布において、平均の±1σ(シグマ)の範囲内 に全体の何%が入るか。 a.34.1 b.68.3 c.47.7 d.99.7
[ CLIP ] 超音波でパレットの位置を追跡する世界初の入出庫支援システムを開発 2003年4月号
アイオイ・システムはこのほど、 超音波によるIDシステムを利用 した「パレット入出庫支援システ ム」を開発した。パレットにID タグを取り付ける必要がないため 低コストでシステムを構築できる うえ、フォークの位置情報を認識 することで、ロケーションの間違 いを防止できるのが特徴。同社に よるとパレットの位置を超音波に よって追尾・検知するシステムは 世界で初めてという。
[ ケース ] ソニーサプライチェーンソリューション――調達物流 2003年4月号
ソニーのサプライチェーン戦略が具体化し てきた。これまで主に完成品の物流を担当し てきたソニーロジスティックスと、部品の調 達物流を管理してきたソニートレーディング インターナショナルを4月1日付けで合併。ソ ニーサプライチェーンソリューションとして 再出発する。今後はグループのオペレーショ ン全般を新会社が一元的に担うことになる。
[ ケース ] コマツ物流--情報システム 2003年4月号
建機最大手コマツの物流子会社。国内の建 線開署婆低迷の影響で、親会社向け物流業務の 収入がダウン。外郎荷主の開拓が急務の課題 に。攻めの営業を展開するための下準備とし て情報システムの見直しに着手した。事業所 別に各種情報システムを用意していた従来体 制を改め、全社統一製の情報システムを新た に導入した。
[ ケース ] ライオン――コスト削減 2003年4月号
トータルコストを100億円削減する3カ年計 画を昨年、1年前倒しで達成した。トップダウ ンで進めてきた製造原価の低減や、拠点集約 を柱とした物流費削減などの成果だ。今年か らまた新たに100億円のコストダウンを目指す プロジェクトをスタート。物流関連では20億 円の削減に取り組んでいる。
[ データ ] 全日本トラック協会発表「トラック運送業界の景況感」 2003年4月号
概要はありません
[ メディア批評 ] 日経の社員食堂から親子どんぶりが消えた!? ワンマン経営者が蝕む日本株式会社の社内報 2003年4月号
これほど情念のこもった原稿には、そうは お目にかかれない。『選択』の三月号に載った 『日本経済新聞』批判である。副題が「『狂っ た老帝』いただく悲劇」。署名はないが、「半 生の喜びや哀しみをともにした古巣」という 表現から見て、筆者は日経から移った同誌編 集長の阿部重夫と思われる。「老帝」とは、現 職の部長から「斬奸状」を突きつけられた現 社長、鶴田卓彦である。 日経の子会社の不祥事と女性スキャンダル は、すべて鶴田がワンマンになり、誰もその 首に鈴をつけられないところから来る。
[ リーダーシップ論 ] 情報化によるロジスティクスの変革 2003年4月号
日本の流通の非効率性を象徴するものとして、多数の卸売業者が介在す る多段階流通や返品制度などがよく挙げられる。しかし情報と流通の歴史 を振り返ると、そうした制度や慣習にも日本市場なりの経済合理性が働い ていたことに気付く。ITとロジスティクスの密接な関係は現代に始まっ た話ではないのだ。
[ 道場 ] 卸売業編・第1回 2003年4月号
新たなコンサルティングの依頼者が 大先生の銀座の事務所を訪ねてきた 銀座の大先生の事務所。窓から見えるハナミズ キの白い花が満開に近い。春本番だ。大先生はい つも通り、机でまどろんでいる。弟子たちは外出 しており、事務所は静寂に包まれている。 その静寂を電話が破った。事務所の庶務を仕切 っている?女史〞が受話器を取ろうとするのを、大 先生が遮る。
[ 特別レポート ] シックスシグマ・ロジスティクス 2003年4月号
八〇年代に日本企業の後塵を拝した米国企業は、日本企業の強さの秘訣 を徹底的に研究した。そのとき日本のTQC活動をヒントに生み出された 米国流の改善手法がシックスシグマだ。すでに製造業には浸透している品 質管理の手法だが、本稿ではロジスティクスやサプライチェーンにおける シックスシグマの可能性を幅広く探っている。
[ 判断学 ] 経済学者にだまされるな! 2003年4月号
アメリカの経済学の教科書に書かれていないことは間違っている――日本の 経済学者は本気で、そう信じている。現実を知らない学校秀才には、そのよう な人間が多い。彼らの言葉に騙されてはいけない。
[ 特集 ] 実勢運賃 トラック運賃はこう動く 2003年4月号
トラック運送の実勢運賃はバブル期と比較して既に2割ほど下 がっている。さらに今年はコスト増要因となる環境規制や安全規 制の強化が控えている。運送原価は高騰する。しかし、実勢運賃 は上がらない。トラック運賃から公共性が消え去り、完全な市況 商品となったからだ。
[ 特集 ] 実勢運賃 運賃の仕組みを再考する 2003年4月号
運賃とは人件費だ。人件費の削減は運賃を下げる最大の手段だ。 しかし、既にドライバーの賃金は限界を超えて下がっている。発 想の転換が必要だ。人件費の水準を下げるのではなく、人件費を かけずに運ぶ仕組みが求められている。
[ 特集 ] 実勢運賃 荷主は本当の原価を知らない 2003年4月号
運賃は人件費だ。これ以上、運賃を下げるのは社会正義に反す る。荷主は運送業者の本当の原価を知るべきだ。運送原価を知る ことで、適正な運賃と改善策を発見することができる。安易な値 下げ要請の前にやるべきことはたくさんある。
[ 特集 ] 実勢運賃 どっこい元気な水屋の一日 2003年4月号
トラック運送業界には携帯電話1つ、いや3つぐらいポケット に入れて、配車を請け負うフリーのブローカーたちがいる。“水 屋”と呼ばれる。長引く不況は水屋の財布を直撃している。しか し、市場の実態を知り尽くした彼らは、したたかにビジネスモデ ルの転換を図っている。
[ 特集 ] 実勢運賃 配車管理の新モデルを探る 2003年4月号
2000年から2001年にかけて、日本で求貨求車システムの一大 ブームが巻き起こった。数十ものITベンチャーが担い手として名 乗りを上げた。しかしITバブルの崩壊とともに、その多くは姿を 消した。嵐の去った市場では今、求貨求車の新しい試みが静かに 進められている。
[ 特集 ] 実勢運賃 荷主のモノサシで運賃体系を作る 2003年4月号
荷主にとって運賃はコスト。物流業者にとっては収入だ。荷主 企業と物流業者は、全く違うモノサシで運賃を見ている。物流 業者が用意する運賃表は当然、物流業者のモノサシに基づいてい る。荷主が自分のモノサシで運賃体系を作ることで管理・運用レ ベルは格段に向上する。
[ 特集 ] 実勢運賃 運送業はお先真っ暗だ 2003年4月号
トラック運送業界の数少ない勝ち組として知られるハマキョウレックス。 トラック1台からスタートし、その後、流通川下向けの物流センター事業 に進出して大きな成功を収めた。今年3月には念願の東証一部上場も果た した。数多くの運送業経営者が師と仰ぐ同社の名物社長、大須賀正孝氏が “儲かる運送業者”になるためのノウハウを披露する。
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