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2007年2月号 |
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特集
物流企業番付〈平成19年版〉
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解説 勝ち馬に乗る物流子会社が圧倒
“強い物流会社”トップ50社
国内物流業当期利益上位100社
国内物流業売上高上位500社
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注目企業 トップが語る強さの秘訣
総合2位
三菱電機ロジスティクス 武藤晃 社長
家電・家具小売業のエリア宅配で外販
総合3位
日立建機ロジテック 山内勇二 社長
国際物流への本格進出で売上高を3倍に
総合4位
マロックス 武鑓正勝 社長
マツダの構造改革で商機つかむ
総合6位
ヤマトパッキングサービス 江頭哲也 社長
メール便付帯サービスで波に乗る
総合11位
南日本運輸倉庫 大園博史 社長
外食チェーン向け定温共配で急伸
総合13位
安川ロジステック 黒田昇 社長
VMIで親会社の調達先を取り込む |
30
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資料 総合評価ランキング上位500社
50音順企業索引
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2 |
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KEYPERSON
「M&Aに乗り遅れると外資にやられる」
近鉄エクスプレス 辻本博圭 社長
日本では物流企業のM&Aがなかなか成立しない。その間に欧米の国際インテグレーターはM&Aを通じて着々と事業規模を拡大させている。このままでは、日本の物流企業は国際市場での競争力を完全に失ってしまう恐れがある。
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長野通運〈3PL〉
技術畑出身の社長が独自に開発した
スルー型拠点向け倉庫管理システム
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資生堂〈アウトソーシング〉
物流子会社を日立物流に売却
年間20億円のコスト削減図る
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56 |
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住友化学〈コスト削減〉
樹脂用のバルクコンテナを大型化
拠点を集約して横持ち輸送も解消
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物流企業の値段《特別編》
2007年3月期中間
物流企業決算ランキング
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■■欧州レポート■■
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海外トレンド報告【Report】
欧州SCM会議報告〈第5回〉
SKFロジスティクス・サービシーズ
ラス・フスム SKFロジスティクス・サービシーズ 副社長
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海外トレンド報告【News】
欧州編・中国編
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CSCMP報告2006〈第3回〉
ケロッグの返品マネジメント
ケロッグUSA ゲリー・ピーコーほか
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湯浅和夫の物流コンサル道場《第58回》
〜ロジスティクス編 第17回〜
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佐高信のメディア批評
『事件の真相!』が嘆く週刊誌の堕落
沢木・杉山流ノンフィクションに腐臭
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奥村宏の判断学《第57回》
グローバリゼーションの新段階
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短期集中連載 内部統制とロジスティクス
ベリングポイント 木村弘美 ディレクター
《前編》 物流業務が孕むリスク
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フレッシュマンのための物流産業論
《第11回》
森 隆行 流通科学大学 教授
国際競争力強化を目指す日本の港湾
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SCM時代の新しい管理会計《第23回》
梶田ひかる アビーム コンサルティング 製造事業部 マネージャー
グローバルロジスティクスへの挑戦・
ファイナンスを改革する
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ロジスティシャンのためのCSR経営講座
《第8回》
川島孝夫 前・味の素ゼネラルフーヅ 常勤監査役
改めて脚光あびるリスクマネジメント
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IBMのグローバルSCM
《第2回》
IBMビジネスコンサルティングサービス
毛利光博 シニア マネージング コンサルタント
マネジメントチームを組織する
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事例で学ぶ現場改善《第49回》
青木正一 日本ロジファクトリー 代表
物流子会社L社の3PL事業強化
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108 |
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The
International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
RAMS技術の実践例
原発プラントの運用保全
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国土交通省 月例経済報告
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主要記事索引 |
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編集後記 |
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広告索引 |
[ CSCMP報告 ]
ケロッグの返品マネジメント
2007年2月号
ケロッグは、売り上げの〇・八%相当あった製品ダメージを五年間
で七五%削減した。目標をダメージの削減に留めず、長期的な収益性
の向上を目指したことが「クローズドループ式・返品マネジメント」の
成功のカギだった。プログラムの担当ディレクターが取り組みの詳細
を説明する。
[ CSR経営講座 ]
改めて脚光あびるリスクマネジメント
2007年2月号
多様化するリスク要因
日本企業にとってリスクマネジメ
ント(危機管理)といえば、一昔前
までは、天災や突発的なトラブルへ
の備えといった程度に理解されてい
た。しかし欧米では、「
21
世紀を生き
抜くうえで最大の課題はリスクマネ
ジメントだ」と言い切る先進企業す
らあるほど、重視すべき経営課題と
して位置づけられている。
[ keyperson ]
近鉄エクスプレス辻本博圭社長
2007年2月号
日本では物流企業のM&Aがなかなか成立しない。その間に
欧米の国際インテグレーターはM&Aを通じて着々と事業規模
を拡大させている。このままでは、日本の物流企業は国際市場
での競争力を完全に失ってしまう恐れがある。
[ NEWS ]
海外トレンド報告
2007年2月号
米CHロビンソン
インドのフォワーダーを買収
■同社プレスリリース
12
・1
CHロビンソン・ワールドワイドは
「トリウーン・フレイト・プライベー
ト」と「トリウーン・ロジスティク
ス・プライベート」を傘下に持つイ
ンドの「トリウーン」社を買収した。
トリウーン社の創業は一九九九年
で、チェンナイに本社を置く。海上・
航空貨物のフォワーディングを主業
とするノンアセット型のロジスティク
ス業者だ。インド国内に一九カ所の
拠点と一六〇人の従業員を擁し、直
近の年間売上高は一一〇〇万ドル
(十三億二〇〇〇万円)。買収金額な
どは非公開。
[ NEWS ]
海外トレンド報告(中国編)
2007年2月号
上海の物流団地
二〇一〇年までに四カ所新設
■
06
・
12
・
06
上海市経済貿易委員会主催の「合
作新機軸と物流発展会議」によると、
上海は港湾物流・製造業物流・都市
配送物流産業の発展を重点に、二〇
〇七年〜二〇一〇年の間に四つの大
型物流団地を設立する計画だ。鋼
鉄・自動車・化学工業・装備製造産
業にサービスを提供する。
[ SOLE ]
RAMS技術の実践例原発プラントの運用保全
2007年2月号
二〇〇六年十二月度のフォー
ラムは、RAMS技術の実践を
テーマとして、「原子力発電プラ
ントの運用保全」を主題に、井
村功氏(元東京電力柏崎刈羽原
子力発電所副所長)に、現況や
ロジスティクス技術の適用状況、
今後に向けた課題などにつきご
講演を願った。
[ グローバルSCM ]
マネジメントチームを組織する
2007年2月号
「オンデマンド・サプライチェーン」を実践する世界で最初の企業に
なるーーそれが新たな目標だった。その実現のために、?戦略、?オペ
レーション、?人材を担当する三つのマネジメントチームを組織した。
そこではSCM担当者のキャリアパスまで作成された。
[ ケース ]
3PL長野通運
2007年2月号
年商約24億円の地場物流会社。食品メーカー向
け物流センターで活用する倉庫管理システムを自社
で開発・導入した。「作業員に考えさせない」オペ
レーションの仕組みを構築することで、誤出荷など
作業ミスの発生を防いでいる。
[ ケース ]
アウトソーシング資生堂
2007年2月号
資生堂は今年4月1日、化粧品事業の物流を一手
に担ってきた物流子会社の株式の90%を日立物流
に譲渡する。これによって年間170億円規模の物流
業務を一挙にアウトソーシングするとともに、全国
各地に保有している物流拠点もすべて手放す。受け
皿となる日立物流にとっては、かねて宣言していた
「物流子会社の再構築による事業拡大」を実現する
うえで試金石ともいうべき大型案件となる。
[ ケース ]
コスト削減住友化学
2007年2月号
住友化学は合成樹脂の輸送効率化に力を入れてい
る。大口ユーザー向け輸送に、16トンまで積載可
能なバルクコンテナを650台導入して大型化を推進。
また今秋には千葉工場の近くに4万トンクラスの大
型倉庫を新設し、周辺に分散する保管基地を集約、
横持ち輸送の解消を図る。
[ データ ]
国土交通省月例経済報告
2007年2月号
概要はありません
[ メディア批評 ]
『事件の真相!』が嘆く週刊誌の堕落沢木・杉山流ノンフィクションに腐臭
2007年2月号
「メディアの辻説法師・宮崎哲弥と元『噂の
真相』の地獄耳・川端幹人」が週刊誌を素材に
ゲリラジャーナリズムを批評した『論座』の対
談がまとまった。『事件の真相!』(ソフトバン
ククリエイティブ)である。これが滅法おもし
ろい。
[ 海外Report ]
SKFロジスティクス・サービシーズ
2007年2月号
ベアリング大手のSKFは七〇年代に高コスト体質から脱するための大規模なリストラに踏み
切った。このリストラは生産効率を高める反面、同社のロジスティクス業務を複雑にした。その
後、ロジスティクス業務の変革を経て、物流子会社としてSKFロジスティクス・サービシーズ
を設立した。同社のラス・フスム副社長が、親会社であるSKFのロジスティクス業務の変遷と、
子会社の今後の課題を語った。
[ 管理会計 ]
ファイナンスを改革する
2007年2月号
物流に対応した資金や書類の流れを「金流」といい、サプライ
チェーンにおける金流を「サプライチェーン・ファイナンス」と
いう。その改革がSCMの次のテーマだ。いまだ手つかずの分野
だけに大きな改善余地がある。ただし、そこでは先進企業の模倣
は通用しない。
[ 現場改善 ]
物流子会社L社の3PL事業強化
2007年2月号
中期経営計画で3PL事業の強化による大幅な売り上
げ拡大を目標に打ち立てた。その達成には、提案営業力
の強化と物流子会社特有とも言える高コスト体質の改善
が必要であった。社内の力だけでは改革は難しい。経営陣
はそう判断した。
[ 値段 ]
2007年3月期中間物流企業決算ランキング
2007年2月号
上場物流企業の二〇〇七年三月期中間決算は、営業減益となった
企業が全体の約半数を占める結果となった。国際物流を主力とする企
業の業績が堅調に推移したのに対して、国内トラック運送会社は依然
として苦戦を強いられた。二〇〇七年の株式市場では「港湾」ビジネ
スへの注目度が高まりそうだ。
[ 道場 ]
ロジスティクス編・第17回
2007年2月号
「支店の自主性は一切封印してほしい」
大阪の営業部長が言い放った
仕入れ価格の低減を狙ったメーカーからの大量
仕入れは認めないという本社営業部長の発言に、
場が騒然とする中、他の出席者に比べ明らかに若
く見える一人の部長が発言を求めて手を挙げた。
大阪支店の営業部長だ。大先生がこの問屋のコ
ンサルを引き受けて初めて訪問した支店が大阪支
店だった。そのときの営業部長がいまの本社の営
業部長であり、その後任として社長が抜擢したの
が彼だ。
[ 内部統制とロジスティクス ]
物流業務が孕むリスク
2007年2月号
ベリングポイントは昨年秋、企業におけるロジスティク
ス面での課題やリスクを診断するためのツールを開発した。
2008年4月上場企業とその連結子会社に義務づけられる内
部統制の構築を進めていくうえで有効なツールだという。
このコーナーでは内部統制の基礎知識と診断ツールの活用
方法を2回にわたって解説する。
[ 判断学 ]
グローバリゼーションの新段階
2007年2月号
これまでの資本主義や市場主義の原理がグローバリゼーションによって侵食
されつつある。それは株式会社という制度そのものも崩壊させる。グローバリ
ゼーションを賛美する経済学者たちはこのことを理解しているのだろうか。
[ 物流産業論 ]
国際競争力強化を目指す日本の港湾
2007年2月号
中国や東南アジア諸国の台頭を背景に、日本の港湾施設はアジ
アでの存在感を失いつつあります。これに対して日本政府はスー
パー中枢港湾構想を掲げ、国際競争力強化に向けた取り組みを強
化しています。今回は日本の港湾の現状や解決すべき課題などに
ついて解説します。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 総合ランキングTOP10
2007年2月号
オールドエコノミーの復活
コマツ、三菱電機、日立建機、マツダ――いずれも
九〇年代後半から二〇〇〇年初頭にかけ、業績悪化
からリストラに追われていたオールドエコノミーの大
手メーカーであり、業績のV字回復を経て、現在は勝
ち組として過去最高益を更新している点でも共通して
いる。彼らを親会社に担ぐ物流子会社が、今日の物
流業界を席巻している。親会社の業務構造改革が物
流子会社を飛躍させる土壌となっている。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 国内物流業 売上高上位500社
2007年2月号
概要はありません
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 三菱電機ロジスティクス
2007年2月号
親会社への売り上げ依存から脱却するため、約10年か
けて外販比率を25%まで高めてきた。これを30%まで拡
大する。家電や家具などの嵩モノと重量物を対象にする。
それに並行して国際物流にも本格進出。2010年に年商
1000億円を狙う。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 日立建機ロジテック
2007年2月号
1999年に日立建機の物流部門を機能分社化し、物流関連
の二つの子会社を合併させるかたちで発足した。親会社の事
業展開に歩調を合わせ、グローバル化を一気に推進。売上規
模を急拡大させている。さらに2010年には現在の倍の600億
円を売上目標に掲げている。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 マロックス
2007年2月号
マツダの物流子会社。フォード主導の改革でグループ内で
の位置づけが強化され、事業領域を工場周りの一次物流から
サプライチェーン全域に拡大させた。ミルクラン調達にも着
手。調達物流事業の売り上げを3年で2倍に伸ばした。当面は
外販や海外進出より、国内で親会社向けのロジスティクス改
革支援に専念するという
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 ヤマトパッキングサービス
2007年2月号
メール便市場の拡大で、流通加工と包装資材の開
発・販売事業が伸びている。流通加工の単価動向は
厳しいが、現場改善などコスト削減策に取り組むこ
とで、高い収益力を維持している。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 南日本運輸倉庫
2007年2月号
専用物流拠点を持たない新興・中堅の外食チェーンを対
象に、定温物流の共同配送センターを提案。バックヤード
機能を一括して代行する3PL事業で業績を伸ばしている。
自らの営業エリアは関東圏に特化。全国規模の荷主には、
各地の中堅定温物流会社を組織化した同業者ネットワーク
で対応している。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 安川ロジステック
2007年2月号
グループ会社の物量増に加え、親会社のサプライヤー
を対象としたVMI事業や、海外現法の部品調達を商流ご
と代行する商社的サービスなど、業務領域の拡大によっ
て成長を続けている。主要拠点や車両を自社で抱えるア
セット型ながら、経常利益率は約7%という高い水準にあ
る。
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 総合ランキング上位500社一覧
2007年2月号
概要はありません
[ 特集 ]
物流企業番付 平成19年版 索引
2007年2月号
概要はありません