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2002年1月号 |
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特集:世界水準のロジスティクス
第1部 |
14 |
グローバル化が迫る新モデル
第2部 |
18 |
国境を越える3PLサービス
第3部 予測できない変化に適応する |
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20 |
「中央集権型のSCMは機能しない」
EXEテクノロジーズ レイモンド・フッド 社長兼CEO |
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22
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「アダプティブ・エンタープライズに挑め」
日本IBM 坂田哲也 シニア・インストラクター
第4部 外資系物流業者の日本展開 |
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26 |
「最も小さな企業でさえグローバル化する」
UPSヤマトエクスプレス ジェイムス・R・オーエンス 代表 |
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28 |
「3年以内に日本の物流市場は一変する」
TNTエクスプレス 渡辺泰徳 社長 |
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30 |
「現場の最前線は自ら運営する」
DHLジャパン スチュアート・ワイティング ダイレクター |
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32 |
第5部 グローバル組織の進化論
横文字嫌いのアナタのためのアングロサクソン経営入門<<第10回>>
日本キャップジェミニ・アーンスト&ヤング 入江仁之 副社長 |
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36 |
イトーヨーカ堂――一括物流
パートナー育てて生鮮物流を高度化/自動仕分機もITもない最先端拠点 |
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42 |
トランコム――求車求貨
年商57億円誇る“日本一の水屋”/収入増狙いマッチングを分業化 |
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47 |
ミニストップ――情報システム
車両動態管理システムを導入で/チルド商品の温度管理を徹底 |
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50 |
エフティ資生堂――集約拠点
日雑部門を分社化し独立採算へ/過剰在庫の削減が最大の課題 |
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77 |
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
第10回 システムライフサイクルにおけるロジスティクス |
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70 |
Supply Chain Council
サプライチェーンカウンシル[SCC]報告
第10回 「 ITコラボレーション時代の次世代SCM構築戦略」後期
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61 |
物流「再」入門「物流アウトソーシングへの誤解」
湯浅和夫 日通総合研究所 常務取締役 |
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68 |
流通戦略の新常識「残る外貨・消える外貨」
松原寿一 中央学院大学 講師 |
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54 |
物流企業の値段
北見聡 野村証券金融研究所 運輸担当アナリスト
2001年9月中間期
《物流企業決算ランキング》 |
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64 |
Digital Logistics「B2Bのビジネスモデル」
田中純夫 フレームワークス 社長 |
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67 |
佐高信のメディア批評
「創価学会から仕事をもらう大新聞
巧妙なマスコミ操作に為す術なし」
佐高信 経済評論家 |
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82 |
《貨物鉄道》貨物鉄道事業の規制緩和/不採算路線撤退が真の狙い? |
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83 |
《物流行政》環境規制にトラック業界が悲鳴/負担増で廃業に追い込まれる業者も |
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84 |
《海運》独禁法適用除外の海運カクテル/廃止を迫るOECDのレポート |
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85 |
《物流IT》バイク便業界でIT化競争加速/ダットが低価格対応で情報システム刷新 |
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86 |
国土交通省 月例経済報告
日本倉庫協会 普通倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況 |
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95 |
広告索引 |
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94 |
編集後記 |
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89 |
バックナンバー |
[ FOCUS ]
貨物鉄道事業の規制緩和不採算路線撤退が真の狙い?
2002年1月号
貨物鉄道事業の需給調整規制の撤廃に向け、本格的な議論
が始まった。二〇〇一年十一月三〇日、同事業の規制緩和に
関する懇談会が開催された。国土交通省は二〇〇二年一月を
めどに、貨物鉄道関係者の意見を取りまとめる予定だ。しかし、
関係者の間では鉄道車両を保有するなど莫大な投資をしてまで
新規参入する事業者が出てくるとは考えにくい、との声が支配
的だ。この懇談会の真の狙いとは‥‥。
[ SCC報告 ]
ITコラボレーション時代の次世代SCM構築戦略 後編
2002年1月号
前号に続き、SCCの年次総会である第3回「Supply
Chain World Japan, 2001
」の内容を報告する。今回、
紹介するのは「ITコラボレーション時代の次世代S
CM構築戦略」をテーマとしたパネル・ディスカッショ
ンだ。パネリストは前号でプレゼンテーションを行った
四人。司会をSCCの毛利峻治チェアマンが務めた。
[ SOLE ]
システムライフサイクルにおけるロジスティクス
2002年1月号
ジ
ス
テ
ィ
ク
ス
学
会
(
S O L E - T h e
International Society of Logistics
)は技術
関連のニュースレター「SOLEtech
」を発行
し
て
い
る
。
前
回
に
続
い
て
、
今
号
で
も
「
SOLEtech
」の新シリーズから小論文を紹介
する。著者はバージニア工科大学名誉教授の
ブランチャード教授(Ben S. Blanchard,
CPL, Fellow, Professor-Emeritus, Virginia
Tech
)、原題は「Logistics in The Context
of The System Life Cycle
」である。
[ ケース ]
イトーヨーカ堂―― 一括物流
2002年1月号
ライバルに先駆けて生鮮分野の物流改革
を進めてきた。93年にニチレイと組んでア
ウトソーシングによる一括物流に着手。そ
の後6年をかけて全国展開を完了した。さら
に2001年10月には、これまでに培ったノウ
ハウを結集した「習志野生鮮センター」を
稼働。今後は“標準化”をキーワードに、
更なるステップアップを目論む。
[ ケース ]
トランコム―― 求車求貨
2002年1月号
トラックに帰り荷を斡旋する「アジャス
ター」の1日の処理件数には限界があった。
2002年2月の配車センター集約に伴い、アジ
ャスターの役割分担を明確にしてマッチン
グ作業のスピード化や成約率の向上を図る。
現有戦力で2006年3月期に水屋収入200億円
という目標を達成するため、ビジネスモデ
ルの改革に乗り出す。
[ ケース ]
ミニストップ―― 情報システム
2002年1月号
配送トラックの現在位置や運転状況、庫内
温度状況をリアルタイムに把握できるシステ
ムを2002年2月までに全国17カ所の配送セン
ターと配送トラック230台に導入する。温度
管理レベルを高めるのが主な目的だ。コール
ドチェーンの構築で、添加物ゼロの弁当を消
費者に提供して他社との差別化を図ることが
最終的なゴールだという。
[ ケース ]
エフティ資生堂―― 拠点集約
2002年1月号
資生堂が構造改革を急いでいる。2000年
4月には化粧品に次ぐ収益の柱だったトイ
レタリー事業を分社化。独立採算を明確に
することで、従来から指摘され続けてきた
トイレタリー事業の営業利益率の向上を狙
う。物流強者がひしめく日雑分野で生き残
るために、非効率な物流体制にもメスを入
れた。
[ データ ]
国土交通省 月例経済報告
2002年1月号
概要はありません
[ デジロジ ]
B2Bのビジネスモデル
2002年1月号
ロジスティクス・ビジネスのキーワードは「先回り」だ。
顧客より一足先にビジネスモデルの方向性を見極めることが
成功の条件となる。同時にサービスの階層化とモジュール化
によって、多様なビジネスモデルに適応できる体制が整う。
[ メディア批評 ]
創価学会から仕事をもらう大新聞巧妙なマスコミ操作に為す術なし
2002年1月号
まず、一九六九年に出た小林正巳著『池田
大作』(旺文社)というチョーチン本から、
創価学会会長だった池田(現名誉会長)につ
いての、ある逸話を引く。
池田が奄美大島に渡るため、鹿児島県の指
宿で一泊した時のこと。翌朝、池田がホテル
の庭に出ると、集まってきた近所に住む学会
員の中の、目の悪い老人が手を合わせて池田
を拝むしぐさをした。それを見て池田は、
「おじいさん、ボクを拝んだりしては駄目
です。拝むなら御本尊を拝みなさい」
と言い、その老人の手をほどいたという。
[ 物流再入門 ]
物流アウトソーシングへの誤解
2002年1月号
メーカーの物流担当者の過半数は物流を自分の会社のユ
ア・コンピタンスではないと考えている。それだけ物流アウ
トソーシングの潜在的ニーズは大きい。しかし、実際に彼ら
がアウトソーシングするかどうかは、それを受託する物流事
業者のビジョンにかかっている。
[ 新常識 ]
残る外資・消える外資
2002年1月号
流通外資の日本上陸が本格化する一方で、早々と日本から撤
退する外資も目立ち始めている。一体、何が両者の判断を分け
ているのか。プライベート・ブランド商品の展開から、それを
読みとることができる。
[ 値段 ]
2001年9月中間期物流企業決算ランキング
2002年1月号
二〇〇一年九月中間期の物流業界の決算動向をまとめた。本誌二〇〇一年八月
号で二〇〇一年三月期の決算動向を概括したように、今回もまず業界全体の損益計
算書及び貸借対照表の変化点について総括する。その上で、注目企業について決算
または決算説明会等への参加を通じて受けた印象をいくつか披露する。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス グローバル化が迫る新モデル
2002年1月号
SCMが新たな段階に入った。需要予測に対する期待
が裏切られたことで、マネジメントの矛先はITの活用から
競争力のあるネットワーク組織の構築へと移った。そこで
は「アダプティブ」が重要なキーワードになる。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス 国境を越える3PLサービス
2002年1月号
欧米の物流市場では現在、3PLのグローバル化が最
大の焦点になっている。各国の有力3PLは今後2003年
から2005年までの間に、3〜4のグループに収れんされる
ことが予測される。その結果、多国籍企業と多国籍3P
Lによる1対1のパートナーシップが可能になる。その影響
は当然、日本市場にも及ぶ。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス 中央集権型のSCMは機能しない
2002年1月号
テロによって、米国では商品のステータスをリアル
タイムで管理できるトラッキング・システムの必要性
が再認識されている。同時に従来の中央主権型のサプ
ライチェーンに対して、揺り戻しが起こっている。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス アダプティブ・エンタープライズに挑め
2002年1月号
SCMの新たなコンセプトとして「アダプティブ」というキーワードが
注目されている。オリジナルの発信元はIBMの戦略研究担当ディレクター、
スティーブ・ヘッケル氏が99年に著した「アダプティブ・エンタープライ
ズ」(邦題:「適応力のマネジメント」ダイヤモンド社)だ。同書を日本
に紹介した日本IBMのシニア・インストラクター、坂田哲也氏に、アダプ
ティブ・エンタープライズとは何かを訊ねた。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス 最も小さな企業でさえグローバル化する
2002年1月号
世界最大の物流企業であるUPSは宅配会社から、情
報、金融機能などを含めた複合的なロジスティクスサ
ービスを提供する企業に生まれ変わろうとしている。
相次ぐ企業買収によって機能強化を図ると同時に、新
商品の開発を進めている。今後4年間はアジア地区の
基盤整備に積極的な投資を行うという。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス 3年以内に日本の物流市場は一変する
2002年1月号
TNTポストグループ(TPG)は、UPS、ドイツポスト、FedEx
と並び、物流業界のグローバルな再編劇の柱の一つになると目されて
いる。同社は「コントラクト・ロジスティクス」と呼ばれる特定荷主
専属の3PL事業では世界第2位の実績を誇る。今後は日本国内のロジ
スティクス事業の開拓やアジア地区での営業強化に取り組む。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス 現場の最前線は自ら運営する
2002年1月号
2000年9月、DHLは欧州最大の物流会社、ドイツポストワールド
ネットの傘下に入った。ライバルの国際物流業者が宅配機能とロジ
スティクス機能の分離を進めているのとは対照的に、全機能をグル
ープ内に揃えるアセット型の事業展開を指向している。日本市場で
も積極的な投資を継続して行い、自社配送網の拡充を急いでいる。
[ 特集 ]
世界水準のロジスティクス グローバル組織の進化論
2002年1月号
市場の多様性に適応しながら、統合によって効率性を
高める――。そんなグローバル組織の命題に対する一つの
ソリューションが「トランスナショナル戦略」だ。業務プ
ロセスをグローバルに統合する「シェアード・サービス」
が、その中心的手法の1つである。