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2002年8月号 |
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特集:中国的物流
第1部 |
12 |
低コスト生産の落とし穴 本誌編集部
第2部 |
16 |
日系物流業者の算盤勘定 本誌編集部
第3部 |
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22 |
国内配送網は誰が担う 本誌編集部
第4部 |
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26
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中国物流市場の現状と将来性
日通総合研究所 経済研究部 大出一晴 研究主査
Interview |
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30 |
アルプス物流 長迫令爾 会長
「中国でも電子部品のVMIを担う」 |
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34 |
上海経貿山九儲運有限公司(山九) 姫田正規 総経理
「物流管理レベルは急速にアップしている」
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36 |
北京近鉄運通運輸有限公司(近鉄エクスプレス)
稲村寿通 董事長
「日系企業の上海シフトに焦点を当てる」
資 料 |
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38 |
主要日系物流企業 中国現地法人一覧 |
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40 |
トーハン――SCM
300億円を投じて物流拠点を整備/本のサプライチェーン刷新を図る |
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54 |
マルホ――現場改善
検品作業が納期遵守のネックに/独自の反自動化システムを開発 |
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58 |
ブリヂストン――商物分離
全国10カ所に物流拠点を整備し/販社在庫をメーカーにシフト |
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66 |
湯浅和夫の物流コンサル道場《第5回》
湯浅和夫 日通総合研究所 常務取締役 |
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64 |
物流企業の値段《第17回》 《トランコム》
北見聡 野村証券金融研究所 運輸担当アナリスト
短期集中連載《最終回》 |
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74 |
米3PL研究 2001年 第6回年次レポートより
調査研究結果の総括 ジョージア工科大学 C・ジョン・ラングレーJr.博士ほか |
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79 |
物流ソフトの素朴な疑問 ?
「なぜITプロジェクトは失敗するのか」
田中純夫 フレームワークス 社長 |
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76 |
米国3PLビジネス戦記《第5回》
「外資系荷主のコンペで連戦連勝」
津村謙一 EXEテクノロジーズ 社長 |
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80 |
Supply Chain Council
サプライチェーンカウンシル[SCC]報告
Interview
「ビジネスプロセスに焦点を当てろ」
米サプライチェーン協議会 会長
ジョージ・W・ブラウン
(インテルコーポレーション IT産業リサーチグループ 企画担当マネジャー) |
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82 |
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
CPL(Certified Professional Logistician)の試験問題に挑戦 |
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72 |
奥村宏の判断学《第3回》
「エンロンの教訓」
奥村宏 経済評論家 |
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71 |
佐高信のメディア批評
「官房長官の核発言よりサッカーを優先
大衆に迎合する大新聞の危ないセンス」
佐高信 経済評論家 |
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83 |
国土交通省 月例経済報告
日本倉庫協会 普通倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況 |
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86 |
CLIP BOARD |
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86 |
広告索引 |
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88 |
編集後記 |
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86 |
バックナンバー |
[ SCC報告 ]
ビジネスプロセスに焦点を当てろ
2002年8月号
サプライチェーン協議会(SCC)の日本支
部が七月に開催した「サプライチェーン経営2
002」に出席するため、米SCCのジョー
ジ・W・ブラウン会長が来日した。インテルの
SCM推進部門の責任者の一人でもある同氏
に単独インタビューを行った。
[ SOLE ]
CPLの試験問題に挑戦
2002年8月号
前回のおさらい
Q1 契約者ないしベンダーが技術、納期、コストのリスク
を100パーセント負う契約方式は次のどれか。
a.Fixed Price
b.Firm Fixed Price
c.CPIF
d.CPFF
Q2 システムのライフサイクルコストに占めるロジスティク
ス支援コストの比率はいくつか?
a.30%
b.75%
c.僅少
d.システムの環境によって40〜60%ないしそれ以上
[ CLIP ]
2002米国物流視察」ツアー開催 サン物流開発
2002年8月号
物流システムコンサルティング
会社のサン物流開発は今年一〇月
末に「2002米国物流視察」ツ
アーを催す。この視察ツアーは米
国のロジスティクスやサプライチ
ェーン戦略の最新動向を探る目的
で毎年開催されているもの。
[ ケース ]
300億円を投じて物流拠点を整備本のサプライチェーン刷新を図る
2002年8月号
書籍取次大手のトーハンが計300億円を投じ
て、ITと自動化機器を駆使した2つの大型物
流センターを構築した。そこから吸い上げる
「送品」と「返品」に関する情報を使って、雑
誌のサプライチェーン全体を一元的に管理す
る体制を整備。これによって小売店からの返
品率を改善し、伝票レス、検品レスを普及さ
せようとしている。
[ ケース ]
マルホ――現場改善
2002年8月号
医療品を扱う配送センターにミスは許され
ない。人手と時間をかけて検品を行っていた。
しかし、特積み業者に荷物を渡す締め時間は
午後7時30分。これに遅れれば、納期を守れな
い。検品の作業時間を大幅に短縮するために
独自の重量検品システムを開発した。
[ ケース ]
ブリヂストン――商物分離
2002年8月号
販売会社が管理していた製品在庫を順次、
メーカーが設置した「地区倉庫」に引き上げて
販社在庫を約4割圧縮した。同時に、それまで
は販社の計画の積み上げで作っていた販売予
測を、物流部主導で作成するように変更。最
初に物流部が全国レベルの販売予測を作り、
その枠内で各地の予測値を調整することによ
って需給調整の高度化を図った。
[ データ ]
国土交通省 月例経済報告
2002年8月号
概要はありません
[ ビジネス戦記 ]
外資系荷主のコンペで連戦連勝
2002年8月号
米国でスタッフをかき集めて作った即席の
3PL営業部隊は、破竹の勢いでコンペを勝
ち抜いていった。日本の大手物流企業とは全
く違うアプローチが、日本進出を目論む外資
系企業に高く評価された。ところが、いざオ
ペレーションを実行する段になって、思って
もみなかった課題に直面することになった。
3PLはそれほど甘い商売ではなかった。
[ メディア批評 ]
官房長官の核発言よりサッカーを優先大衆に迎合する大新聞の危ないセンス
2002年8月号
京都に住む友人が『京都新聞』を含む六月
一日付の各紙のコピーを送ってくれた。
『朝日』は一面トップ記事の大見出しが「新
『日韓』へW杯開幕」
『毎日』が「アジア初 熱狂の祭典」
『読売』が「日韓W杯開幕」
『産経』もほぼ同じで、すべてサッカーであ
る。私もやはり日本チームの活躍には拍手を
送ったが、この中に『京都新聞』の一面トッ
プの見出しを置くと、大手紙の横並びに首を
かしげざるをえなくなる。
[ 素朴な疑問 ]
なぜITプロジェクトは失敗するのか
2002年8月号
みずほフィナンシャルグループのシステム障害が
世間を騒がせています。これには私も随分、考えさ
せられました。金融分野に限らずSCMの分野でも、
大規模なシステム統合というのは、成功している例
が極めて少ない。成功例としてマスコミで紹介され
ているケースほど、実は上手くいっていない。統計
をとったわけではありませんが、それが私の実感で
す。ただし、みずほのように失敗例が表に出てくる
ケースは希です。その意味で、みずほ問題はSCMを
考える上でも貴重な材料になると思います。
[ 値段 ]
トランコム
2002年8月号
共同配送に特化してきたトランコムが事業構造の変換を進め、
成功を収めている。求貨求車事業や物流センター運営事業など
の新事業はここ数年、高い売上成長率を維持している。やや総
花的になりつつある事業ポートフォリオをどのように管理して
いくかが課題となる。
[ 道場 ]
「いつまでやるつもりですか」大先生の容赦ない言葉が飛んだ
2002年8月号
ている。このシステムをいつまで続けるつもりかと
言われても答えようがない。正直なところ、部長
は、大先生がここに来るまで、センター長が作っ
た作業システムはなかなかいいと思っていたので
ある。
何と答えようか部長の頭の中がぐるぐる回って
いる。頼みの課長も、今度ばかりは下を向いたま
まだ。息が詰まりそうだ。自分が何か言わなけれ
ばと思うが、言葉が出ない。そのとき、ふいに大
先生が、部長に声を掛けた。
[ 判断学 ]
エンロンの教訓
2002年8月号
エンロンの倒産に端を発した不正会計問題で「株式会社アメリカ」が揺れている。投
資家は、もはやアメリカの会社を信用していない。日本の病状はさらに深刻だ。株式会
社そのものの在り方が問われている。
[ 米3PL研究 ]
調査研究結果の総括
2002年8月号
本号まで四回にわたって連載した米3PL研究
を総括する。今日、米3PLにとって最大のテー
マとなっているのはeコマースとIT活用だ。こ
の二つを軸に米3PL市場は大きく変化しようと
している。本研究によって、その方向性が明らか
になったと筆者らは訴える。
[ 特集 ]
中国的物流 低コスト生産の落とし穴
2002年8月号
安い人件費を求めて中国に生産拠点を移すメーカーが相次いで
いる。中国政府による経済自由化と物流インフラの整備が急速に
進んだことで、日系企業の中国熱にも拍車がかかる一方だ。とこ
ろが、実際に進出した後になって、多くの企業がロジスティクス
の課題に気付かされる。
[ 特集 ]
中国的物流 日系物流業者の算盤勘定
2002年8月号
中国における物流ビジネスは儲からない。それでも主要顧客のサプ
ライチェーンが中国まで伸びた以上、物流業者もまた中国シフトを進
めていくしかない。顧客ニーズを満たしながら、いかに自らの利益を
確保するか。苦しい算盤勘定を迫られている。
[ 特集 ]
中国的物流 国内配送網は誰が担う
2002年8月号
日本企業による中国ビジネスは、従来の輸入型から、中国の国内
市場そのものを開拓する方向へとシフトしている。そこで新たに直面
するのが国内物流網の問題だ。今のところ本土には有力な中間流通
業者が存在しない。果たして誰がそれを担うのか。
[ 特集 ]
中国的物流 中国物流マーケットの現状と将来性
2002年8月号
昨年12月、中国は懸案だったWTO加盟を果たし、名実ともに世
界経済の重要なメンバーの一員となった。今後中国はグローバルスタ
ンダードに準じた種々の制度やシステムを導入していくことになるが、
物流も例外ではない。外資制限の撤廃等によって、巨大な物流マーケ
ットをめぐる企業間競争は激しさを増すことが確実視されている。
[ 特集 ]
中国的物流 中国でも電子部品のVMIを担う
2002年8月号
国内の電子部品の物流で圧倒的な強さを誇るアルプス物流が、
中国でも同じビジネスモデルを展開している。セットメーカーの
JIT納品に対する要請は中国でも変わらない。コスト競争の厳
しい川下の販売物流を避け、“世界の工場”を縁の下から支える
ことで事業拡大を狙う。
[ 特集 ]
中国的物流 「物流管理レベルは急速にアップしている
2002年8月号
山九は中国に最も深くアクセスしている日系物流企業の一つに
数えられる。中国物流のパイオニアとして荷主からの信頼も厚い。
しかし、地元企業のレベルアップ、欧米系物流企業の参入など、
市場競争は激化している。危機感は強い。
[ 特集 ]
中国的物流 日系企業の上海シフトに焦点を当てる
2002年8月号
これまでの中国ビジネスは香港、深 を擁する華南地
区が中心だった。それが現在、上海を中心とする華東地
区へと主戦場を移そうとしている。こうした変化に対応し
て、近鉄も上海シフトを急いでいる。
[ 特集 ]
中国的物流 主要日系物流企業 中国現地法人一覧
2002年8月号
概要はありません