ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
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2010年11月号

    2010年11月号
     
   
   

特集 物流の資格と学校


 14  

【第1部】年収1000万に向けたキャリアプラン
 欧米では物流専門職の平均年収が19万ドル以上に達している。アジアの新興国も物流人材の確保と育成に躍起になっている。物流を軽視する日本との格差は広がるばかりだ。しかし、変化は始まっている。物流の専門スキルが正当に評価される時代が近づいている。


16

 

【第2部】使える物流実務資格21全データ
 ロジスティクス管理や物流実務を対象にした資格が増えいる。海外の有力資格を日本で取得する道も開けてきた。それにチャレンジすることでスキルアップや専門技能の証明だけでなく、ロジスティクスを自分のキャリアに選んだ同志たちとの人的ネットワークを手に入れることができる。

マネジメント関連
グリーンロジスティクス管理士/ビジネス・キャリア検定 ロジスティクス管理/物流環境管理士/物流技術管理士/ロジスティクス経営士/CPIM/CPL/CPSM/SCORアドバイザー

オペレーション関連
ビジネス・キャリア検定 ロジスティクス・オペレーション/物流現場改善士/包装管理士/ロジスティクス・MH管理士

国際物流関連
国際複合輸送士/国際物流管理士/通関士/貿易実務検定/IATA・FIATAディプロマ

物流事業関連
運行管理者(貨物)/物流経営士/3PL管理士


28

 

【Report】本誌記者体験記
─ロジスティクス管理3級を受けてみた─

 10月3日、中央職業能力開発協会の実施する「ロジスティクス管理」3級試験を受験した。これから試験を受けようとする読者に向けて、問題を解くに当たっての留意事項、試験会場の様子、そして気になる試験結果をリポートする。


 30   

【第3部】 国内28ロジスティクス大学院ガイド
 日本には物流学部やロジスティクス学部などの専門学部を持つ大学が今のところ存在しない。それでも大学院レベルでは、ロジスティクス専門職の育成を目的としたコースや講座が少しずつだが増えている。2010年度現在、日本の大学院が開講しているロジスティクスの教育カリキュラムを整理した。

青山学院大学/朝日大学/大阪産業大学/神奈川大学/関西学院大学/九州大学/京都大学/慶應義塾大学/神戸大学/国際大学/城西大学/多摩大学/中京大学/筑波大学/東海大学/東京海洋大学/東京経済大学/東京工業大学/中村学園大学/名古屋学院大学/南山大学/一橋大学/福島大学/明治大学/立命館アジア太平洋大学/立命館大学MOT/流通経済大学/早稲田大学


 
 
  36  

【第4部】 社内教育に血道を上げる3PL
SBSグループ──本番さながらの研修で営業力UP
富士物流──社内大学にパートから幹部候補まで



     
  5  

「グローバル補給戦の教訓を活かせ」
防衛大学校 荒川憲一 教授
 
第二次世界大戦は連合国と枢軸国によるグローバル・ロジスティクスの闘いだった。日本軍がその認識を持っていれば、戦争の結果もまた違ったものになっていた可能性がある。今日の市場競争もグローバルに拡大したサプライチェーン間の競争としてとらえることで、新たな展開が見えてくる。


     
  40  

全日本空輸〈部品物流〉
修理部品の国際物流プロセスを刷新し
約19日かかっていた所要日数を半減


  44  

DHLサプライチェーン〈医薬品物流〉
治験薬の物流アウトソーシングで先行
医療機器・医薬品へ事業領域の拡大図る


  48  

物流企業の値段《第63回》
姫野良太 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
エクイティリサーチ部エクイティリサーチ課 シニアアナリスト

山九
機工事業の収益変動を物流が補完
独自の事業構造の強みに期待



     
  52  

海外トレンド報告【News】
《欧米編》英政府がロイヤルメール民営化法案提出へ
《中国編》主要港の1〜8月コンテナ取扱量は21.6%増



  56  

日本型SCMが次世代を拓く《第6回》
日本型コラボレーションの現状
アビームコンサルティング 経営戦略研究センター 梶田ひかる

 

  61  

事例で学ぶ現場改善《第94回》
日本ロジファクトリー 青木正一 代表

事業部制廃止に踏み切った部品メーカー

 

  64   湯浅和夫の物流コンサル道場 《第103回》 〜メーカー物流編 第14回〜
「ロジスティクスの導入効果として、いったいどれくらいの在庫が削減できるのかという推計のところで行き詰ってしまったんです」

  68  

奥村宏の判断学《第102回》
会社の哲学──哲学ブームに想う



  70  

佐高信のメディア批評
断罪すべきは小沢一郎よりもむしろ竹中平蔵
日本経済をダメにした張本人の“逃税”疑惑



  72   The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告

米ダラスの米SOLE年次総会報告
10年後のロジスティシャンを考える


  76  

物流指標を読む《第23回》  日通総合研究所 佐藤信洋
貨物輸送の回復基調にブレーキ

 

     
 

 

 

DATA BANK

 

78

 

●日本ロジスティクスシステム協会 2009年度 物流システム機器生産出荷統計(抜粋)
●国土交通省 月例経済報告


     
 

 

 

CLIP BOARD

 

38

 

●アビームコンサルティングが新サービス/需給調整支援システムをSaaS形式で提供

 

71

 

●楽天が複数店舗の商品を一括配送サービス/専用センターで集約保管し同梱で発送

 

71

 

●書評「ムダをなくして利益を生み出す在庫管理」/湯浅コンサルティングの“体力弟子”が上梓

 
84
  主要記事索引
  88   編集後記
 
89
  広告索引

PDFバックナンバー

[ 特集 ] 物流の資格と学校第1部 年収1000万に向けたキャリアプラン 2010年11月号
 欧米では物流専門職の平均年収が19万ドル以上 に達している。アジアの新興国も物流人材の確保と 育成に躍起になっている。物流を軽視する日本との 格差は広がるばかりだ。しかし、変化は始まってい る。物流の専門スキルが正当に評価される時代が近 づいている。
[ 特集 ] 第2部 使える物流実務資格21全データ 2010年11月号
 ロジスティクス管理や物流実務を対象にした資格が増えい る。海外の有力資格を日本で取得する道も開けてきた。それ にチャレンジすることでスキルアップや専門技能の証明だけで なく、ロジスティクスを自分のキャリアに選んだ同志たちとの 人的ネットワークを手に入れることができる。
[ 特集 ] Report 本誌記者体験記ロジスティクス管理3級を受けてみた 2010年11月号
 10月3日、中央職業能力開発協会の実施する「ロ ジスティクス管理」3級試験を受験した。これから試 験を受けようとする読者に向けて、問題を解くに当 たっての留意事項、試験会場の様子、そして気にな る試験結果をリポートする。
[ 特集 ] 第3部 国内28ロジスティクス大学院ガイド 2010年11月号
 日本には物流学部やロジスティクス学部などの専門学部を 持つ大学が今のところ存在しない。それでも大学院レベルで は、ロジスティクス専門職の育成を目的としたコースや講座が 少しずつだが増えている。2010年度現在、日本の大学院が開 講しているロジスティクスの教育カリキュラムを整理した。
[ 特集 ] 第4部 社内教育に血道を上げる3PL 2010年11月号
SBSグループ──本番さながらの研修で営業力UP
[ keyperson ] 「グローバル補給戦の教訓を活かせ」防衛大学校 荒川憲一 教授 2010年11月号
 第二次世界大戦は連合国と枢軸国によるグローバル・ロジスティ クスの闘いだった。日本軍がその認識を持っていれば、戦争の結果 もまた違ったものになっていた可能性がある。今日の市場競争もグ ローバルに拡大したサプライチェーン間の競争としてとらえることで、 新たな展開が見えてくる。
[ ケース ] 全日本空輸 部品物流 2010年11月号
修理部品の国際物流プロセスを刷新し 約19日かかっていた所要日数を半減
[ ケース ] DHLサプライチェーン 医薬品物流 2010年11月号
治験薬の物流アウトソーシングで先行 医療機器・医薬品へ事業領域の拡大図る
[ 値段 ] 第63回 山九 2010年11月号
機工事業の収益変動を物流が補完 独自の事業構造の強みに期待
[ NEWS ] 欧米編 2010年11月号
 アジリティの米国法人がイラク駐 屯米軍への水増し請求で起訴されて いるジョージア州アトランタにおい て、同市の判事の一人が、アジリテ ィへの訴訟は取り下げるべきだとい う声明を発表した。同判事は米当局 の法律の運用方法は不適切として訴 訟に反対しており、高等裁判所にお いて訴訟を継続するかどうかが審議 される。
[ NEWS ] 中国編 2010年11月号
 中国交通運輸部は、中国主要港 湾の一〜八月の貨物取扱量は前年同 期比一六・六%増の五二億五九〇 〇トンだったと発表した。そのうち、 八月の貨物取扱量は六億八〇〇〇万 トンだった。
[ グローバルSCM ] 第6回 日本型コラボレーションの現状 2010年11月号
 SCMの中核的な取り組みとして、欧米 市場では大手メーカーと大手小売りによる コラボレーション(協働)が進められている。 それに対して日本ではメーカー│小売間の 協働がほとんど進んでいない。日本では卸 売業の介在を前提として、メーカー│卸間 での情報連携に力点が置かれている。
[ 現場改善 ] 第94回 事業部制廃止に踏み切った部品メーカー 2010年11月号
 物流改善を目的として現状を分析した結果、事業部制という 組織体制自体に問題のあることが分かった。事業部制のメリッ トを活かすことができていないだけでなく、部門最適から物流 の非効率を招いていた。経営トップが決断を下し、事業部制の 廃止を含む大がかりな経営改革を断行した。
[ 道場 ] メーカー物流編 ♦ 第14回 「ロジスティクスの導入効果として、いったいどれくらいの在庫が削減できるのかという推計のところで行き詰ってしまったんです」 2010年11月号
 ロジスティクスの重要性を社内に認 知させるために、プロジェクトチームは その導入効果を数値で示すことにした。 しかし、その算出方法をめぐってメン バー内から異論が噴出し、なかなか議 論がまとまらない。非公式な飲み会の 席に大先生を呼び出して、知恵を借り ることにした。
[ 判断学 ] 第102回 会社の哲学──哲学ブームに想う 2010年11月号
 日本のビジネスパーソンの間で、にわかに哲学ブームが起こっている。こ の機会に、会社とは何か、会社員とは何かという問題に正面から取り組 んでみてはどうだろう。
[ メディア批評 ] 断罪すべきは小沢一郎よりもむしろ竹中平蔵日本経済をダメにした張本人の?逃税?疑惑 2010年11月号
 竹中平蔵は日本振興銀行元会長の木村剛を 尋常ならざる形でバックアップした責任を問わ れて、卑怯にも逃げまわっている。  「その件についてはコメントしない」と各メ ディアに言っているらしいが、メディアはなぜ、 小沢一郎を断罪するくらいの勢いで竹中に迫 らないのか?
[ SOLE ] 米ダラスの米SOLE年次総会報告一〇年後のロジスティシャンを考える 2010年11月号
 SOLEの年次総会「SOLE 2 0 1 0コンファレンス」が八月 一七日から一九日にかけ、テキサス 州ダラスにて開催された。今回は、 「グローバル・ロジスティクス・サス テナビリティ」をメーン・テーマと して、米国防総省(Department of Defense :DoD)を筆頭に、産・ 官・学の要人が出席した。日本支部 からも会員を派遣して情報を収集す るとともに、プレゼンテーションを実 施し情報発信を行ってきた。 (SOLE日本支部幹事、日本ロジ スティクス研究所 上村聖)
[ 物流指標を読む ] 第23回 貨物輸送の回復基調にブレーキ「2010年度の経済と貨物輸送の見通し」日通総合研究所 2010年11月号
●国内貨物輸送量は11年連続のマイナス必至 ●国際貨物輸送量の増加率も下期は鈍下 ●10─12月の「荷動き指数」は急落の見通し
[ データ ] 日本ロジスティクスシステム協会2009 年度 物流システム機器生産出荷統計(抜粋) 2010年11月号
 物流システム機器は生産や流通の効率化、高付加価値化に重要な役割を果たしており、我が国経済の発展のた めにもその発展と成長が期待されている。そのためには、関係する企業が適切な経営判断を行えるよう、物流システ ム機器についての定量的で継続性のあるデータが不可欠である。  このようなことから、物流システム機器の生産出荷状況を定量的かつ継続的に把握することを目的として、標記の調 査を実施するものである。なお、本調査は「物流システム機器推進部会」(旧:物流システム機器懇談会)が1985 年度から実施している統計を実質的に継承しているが、2007 年度調査より新たに調査委員会を設置し、調査内容を 検討している。
[ CLIP ] アビームコンサルティングが新サービス需給調整支援システムをSaaS形式で提供 2010年11月号
 アビームコンサルティングは一〇月六 日、製造業向けに「需給クラウドサービ ス」の提供を開始すると発表した。同 社の需給改革コンサルティングの知見に 基づき開発した「需給テンプレート」を SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サ ービス)型で提供し、製品の在庫・廃 棄ロスの削減や需給業務の標準化・省 力化を支援する。
[ CLIP ] 楽天が複数店舗の商品を一括配送サービス専用センターで集約保管し同梱で発送 2010年11月号
 楽天は一〇月五日、仮想商店街「楽 天市場」に出店する複数店舗の商品を 一括配送する新サービス「楽天 24 (ト ゥエンティーフォー)」を開始したと発 表した。出店店舗の受注、決済、物流 業務を代行する。利用者は楽天市場内 に新設された専用サイトを通じて複数 の店舗の商品をまとめて購入し、一度 に受け取ることができる。
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