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2010年3月号 |
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特集
負けない物流経営
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【第1部】ハマキョウに学ぶリストラの原則
正社員物流マンはこう活かす
運送業の再建は“急がば回れ”
緊急コスト削減の選択肢
物流業は人材がすべてだと言われる。物量の大幅な減少に直面した今、その言葉の真価が問われている。万年赤字の中堅特積運送会社を買収し再建に取り組んだハマキョウレックスの5年間の軌跡から、物流業経営の原則と生き残りの方策を探る。
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16
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【第2部】物流子会社トップが語る次の一手
JFE物流──鉄への依存を脱し外販を半分に
マロックス──マツダと共にアジアに打って出る
三菱化学物流──外販3PLに成長を託す
東ソー物流──雇用も合理化効果もシェアリング
富士物流──“貨物シャッフル”で倉庫費用を削減
OKIロジスティクス──生産技術者を社長に起用
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【第3部】労働組合はこの春どこまで闘うか
運輸労連の2010年の春闘の方針が固まった。ベアを見送り、定昇・雇用の維持を目指すという。物流マンの平均給与がさらに低下するのは必至だ。経営側は安堵の表情を見せている。民主党が政権を獲り、労働環境がかつてないほど注目を集めるこの時にも労組は存在感を示せないでいる。
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【第4部】物流業の給与と人件費総まくり
直近決算期の平均年間給与:金額ランキング
年間平均給与:前期比増減ランキング
売上高人件費比率ランキング
平均勤続年数ランキング
従業員数前期比増減ランキング
我が社の給与、協力物流会社の給与は業界内のどのレベルにあるのか。売上高や販管費、営業原価に占める人件費の比率はライバルと比較してどうか。平均勤続年数に特徴は見られるか。人件費を切り口として上場物流企業をランキング形式で評価した。
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【第5部】欧米物流大手のポートフォリオ戦略
オフィス・ジェイログ 長沼 大 パートナー
グローバル・ロジスティクス市場の列強たちは世界同時不況にどのような影響を受け、それにどう対応したのか。その結果、市場競争はどう変化したのか。ドイツポスト、UPS、フェデックス、TNT、キューネ+ナーゲル、ドイツ鉄道という欧米の有力6社の動向からグローバル市場のトレンドを探った。 |
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「日々の現実と向き合い毎日手を打て」
ハマキョウレックス 大須賀正孝 会長
不景気は急にやって来るわけではない。確かに現状は厳しい。先行きも明るくはない。それでも経営者が日々の現実と向き合い、毎日必要な手を打っていけば必ず道は拓ける。それができていない会社は、経営者が仕事をしていないということだ。
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カルチュア・コンビニエンス・クラブ
〈ビジネスモデル〉
ネット宅配レンタルの会員が80万人突破
「業界最速」謳う物流サービスで差別化
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三井倉庫〈3PL〉
花王のパートナーとして国際物流を管理
KPIシステムで標準化・見える化を支援
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米コンウェイ〈世界同時不況〉
米LTL最大手YRCの倒産を睨み
収益性度外視で運賃値下げ攻勢
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特別レポート
世界銀行2010年
国別ロジスティクス競争力調査
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新連載 イー・ロジットクラブ通信 《第1回》
サンリオ ディストリビューションセンター
無線ハンディで個人生産性まで評価
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56 |
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短期集中連載 2009年《第14回》3PL年次調査
〈第3回〉 3PLのITは荷主の期待に応えているか
米キャップジェミニ・コンサルティング
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52 |
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海外トレンド報告【News】
《欧米編》ドイツで郵便事業の最低賃金に違法判決
《中国編》上海港の09年コンテナ取扱量は10.7%減
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第95回》 〜メーカー物流編 第6回〜
「その“事前受注生産”っていうのは何ですか? 言葉自体が矛盾しているように思うんですが」
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奥村宏の判断学《第94回》
攻撃されるウォール・ストリート
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佐高信のメディア批評
一切報道されない検察による「犯罪行為」
批判を封じているのは記者クラブの存在か
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事例で学ぶ現場改善《第86回》
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
電機メーカーY社の庫内作業内製化
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物流指標を読む《第15回》
日通総合研究所 佐藤信洋
トラック運送事業者 大膨張時代の終焉
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The International
Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告 米海軍補給センターを見学
組織間の連係重視し東アジアを統括
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物流不動産市場レポート《特別編》
三大都市圏【2009年下半期】
物流施設マーケット動向分析
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DATA BANK
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●国土交通省 月例経済報告
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CLIP BOAD |
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●ヤマト運輸が宅急便の情報システムを刷新/“宅配”から“個配”への転換をはかる
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主要記事索引 |
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編集後記 |
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広告索引 |
[ 特集 ]
負けない物流経営
2010年3月号
第1部 ハマキョウに学ぶリストラの原則
第2部 物流子会社トップが語る次の一手
第3部 労働組合はこの春どこまで闘うか
第4部 物流業の給与と人件費総まくり
第5部 欧米物流大手のポートフォリオ戦略
Interview「日々の現実と向き合い毎日手を打て」
[ 特集 ]
第1部 ハマキョウに学ぶリストラの原則
2010年3月号
物流業は人材がすべてだと言われる。物量の大幅な
減少に直面した今、その言葉の真価が問われている。
万年赤字の中堅特積運送会社を買収し再建に取り組ん
だハマキョウレックスの5年間の軌跡から、物流業経営
の原則と生き残りの方策を探る。
[ 特集 ]
第2部 物流子会社トップが語る次の一手
2010年3月号
JFE物流
──鉄への依存を脱し外販を半分に
[ 特集 ]
第3部 労働組合はこの春どこまで闘うか
2010年3月号
運輸労連の2010年の春闘の方針が固まった。ベアを
見送り、定昇・雇用の維持を目指すという。物流マン
の平均給与がさらに低下するのは必至だ。経営側は安
堵の表情を見せている。民主党が政権を獲り、労働環
境がかつてないほど注目を集めるこの時にも労組は存在
感を示せないでいる。
[ 特集 ]
第4部 物流業の給与と人件費総まくり
2010年3月号
我が社の給与、協力物流会社の給与は業界内のどの
レベルにあるのか。売上高や販管費、営業原価に占める
人件費の比率はライバルと比較してどうか。平均勤続年
数に特徴は見られるか。人件費を切り口として上場物流
企業をランキング形式で評価した。
[ 特集 ]
第5部 欧米物流大手のポートフォリオ戦略
2010年3月号
オフィス・ジェイログ 長沼 大 パートナー
グローバル・ロジスティクス市場の列強たちは世界同時
不況にどのような影響を受け、それにどう対応したのか。
その結果、市場競争はどう変化したのか。ドイツポスト、
UPS、フェデックス、TNT、キューネ+ナーゲル、ド
イツ鉄道という欧米の有力6社の動向からグローバル市場
のトレンドを探った。
[ keyperson ]
「日々の現実と向き合い毎日手を打て」ハマキョウレックス 大須賀正孝 会長
2010年3月号
不景気は急にやって来るわけではない。確かに現状は厳しい。
先行きも明るくはない。それでも経営者が日々の現実と向き合
い、毎日必要な手を打っていけば必ず道は拓ける。それができ
ていない会社は、経営者が仕事をしていないということだ。
[ ケース ]
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
2010年3月号
ビジネスモデル keyword
ネット宅配レンタルの会員が80万人突破
「業界最速」謳う物流サービスで差別化
[ ケース ]
三井倉庫
2010年3月号
3PL keyword
花王のパートナーとして国際物流を管理
KPIシステムで標準化・見える化を支援
[ ケース ]
米コンウェイ
2010年3月号
世界同時不況 keyword
米LTL最大手YRCの倒産を睨み
収益性度外視で運賃値下げ攻勢
[ 特別レポート ]
2010年世界銀行国別ロジスティクス競争力調査
2010年3月号
世界銀行は1月、グローバル経済における貿易ロジスティクスについ
ての報告書(「Connecting to Compete 2010:Trade Logistics in
the Global Economy」)を発表した。フォワーダーやエクスプレス業
者を対象に各国のロジスティクス・パフォーマンスについてのアンケ
ートの調査を実施し、その結果を集計した「ロジスティクス評価指標
( Logistics Performance Indicators:LPI)」により、155カ国をラ
ンキングしている。LPIのランキング結果を抜粋して紹介する。
[ 特別レポート ]
第1回 サンリオ ディストリビューションセンター無線ハンディで個人生産性まで評価
2010年3月号
物流コンサルティングのイー・ロジットと通販物流が主催する研究
会「イー・ロジットクラブ」では、先進物流センターの見学会を定期
的に行っている。その成果を本コーナーで紹介する。第一回の舞台は、
サンリオの自社物流センターだ。無線ハンディターミナルの活用に独
自の工夫が見られた。
[ 米3PL研究 ]
第3回 3PLのITは荷主の期待に応えているか
2010年3月号
荷主は3PLに、どのようなIT対応力を期待している
のか。3PLはその期待にどこまで応えられているのか。
期待と現実のギャップが生まれる原因は何か。グローバ
ル企業に対する広汎なアンケート調査から現状を分析し、
問題解決の糸口を探った。
[ NEWS ]
欧米編
2010年3月号
ドイツポストDHLは、英国でフォ
ワーディング部門と国内宅配部門の一
部を売却した。同社は今後、英国で
は国際宅配部門に注力していく考え。
一月一日、フォワーディング部門
であるDHLフレイトが所有してい
たDHLコンテナ・ロジスティクス
を、英東部サフォークに本社を置く
マリーンタイム・トランスポートに売
却した。
[ NEWS ]
中国編
2010年3月号
深圳市出入国検験検疫局と深圳
空港は、UPSの深圳ハブで検査検
疫業務を行うことについて同社の協
力を約束する覚書を交わした。
[ 道場 ]
第95回 「その?事前受注生産〞っていうのは何ですか?言葉自体が矛盾しているように思うんですが」
2010年3月号
物流一筋三〇有余年の大先生のコン
サルティングを受け、ロジスティクスの
導入に乗り出した某メーカー。物流部
を中心とするプロジェクトメンバーたち
が会議室に集まって関連資料に目を通
している。そこから垣間見える物流の
?病状〞は予想以上に深刻なようで…
[ 判断学 ]
第94回 攻撃されるウォール・ストリート
2010年3月号
“ウォール・ストリートの時代” は終わった。投資銀行幹部や従業員たちの
犯罪的行為に反発した世論を背景に、オバマ大統領は対決姿勢を鮮明にして
いる。アメリカ経済の脱金融化はどのような方向に進むのだろうか。
[ メディア批評 ]
一切報道されない検察による「犯罪行為」批判を封じているのは記者クラブの存在か
2010年3月号
『週刊プレイボーイ』の対談で、いわゆる?国
策調査?で逮捕された鈴木宗男が私に、
「逮捕されるまでは私も検察は正義だと思っ
ていた」
と語った。しかし、本当にそうなのか?
『週刊朝日』の二月一九日号で、ジャーナリ
ストの上杉隆が「東京地検の『抗議』に抗議する」
を書いている。
[ 現場改善 ]
第86回 電機メーカーY社の庫内作業内製化
2010年3月号
電機メーカーY社は大幅な売上高の減少に対応するため、物
流の内製化による外払い費用の抑制に取り組んだ。グループ物
流会社に委託していた庫内作業を自社化し、保管効率を向上さ
せて外部の営業倉庫に預けていた在庫も取り込みたい。しかし、
社内に物流のノウハウは乏しかった。
[ 物流指標を読む ]
第15回 トラック運送事業者 大膨張時代の終焉
2010年3月号
国土交通省「貨物自動車運送事業者数の推移」
●トラック運送事業者数が40年ぶりの減少に
●背景に貨物量減、燃油高、低運賃の三重苦
●向こう数年は減少傾向が続く可能性大
[ 物流不動産市場レポート ]
二〇〇九年下半期特別編 三大都市圏物流施設マーケット動向分析シービー・リチャードエリス総合研究所 鈴木公二 シニアコンサルタント
2010年3月号
シービー・リチャードエリスは一月二九日、「インダストリアルマーケットレ
ポート(〇九年下半期調査分)」を発表した。国内主要都市の倉庫施設の市
況動向を調査・分析したものだ。調査対象は主用途が倉庫であり、かつ、一
般募集された施設三九八五棟。ここでは、物流主要エリアである首都圏、近
畿圏、中部圏の需給動向を紹介する。
[ データ ]
国土交通省 月例経済報告
2010年3月号
10月の特別積合せトラックの輸送量は、前年同月比3.6%減少(13カ月連続)、一般トラックの
輸送量は、同5.2%減少(13カ月連続)、宅配貨物取扱個数は、同7.0%減少(7カ月連続)となった。
[ CLIP ]
ヤマト運輸が宅急便の情報システムを刷新?宅配?から?個配?への転換をはかる
2010年3月号
ヤマト運輸は一月二七日、約三〇〇
億円を投じて宅急便サービスを提供す
るための情報システムを刷新すると発
表した。同社では一九七〇年代から情
報システムの構築・刷新を繰り返して
きたが、その目的は社内業務の効率化
にあった。二〇〇五年には顧客視点に
発想を転換した第六世代のシステムを
導入したが、今回発表した第七世代で
はさらに顧客満足の向上をはかり、シ
ェア拡大につなげていく考えだ。