[ 特集 ]
日本の物流費
2013年12月号
東証上場製造業・流通業1558社を調査
[ 特集 ]
第1部 物流ベンチマーキングに挑む
2013年12月号
東証1 部・2 部に上場している製造業・流通業の
物流コストを調査した。各社の有価証券報告書から、
売上高、営業利益、物流費を抜き出し、企業別・
業種別の物流コストの水準とトレンドを分析した。
ベストプラクティスやライバル企業と物流のパフォー
マンスを比較するための目安を得ることを目指した。
[ 特集 ]
第2部 業種別:物流コストのトレンド分析
2013年12月号
概要はありません
[ 特集 ]
第3部 「売上高物流コスト比率」の使い方 上村 聖 上村コンサルティング事務所 代表
2013年12月号
財務諸表上の物流費は必ずしも実態を表していない。だ
から売上高物流コスト比率は実務には使えない──そう考
えるのは早過ぎる。売上高物流コスト比率は事実上、物流
ベンチマーキングを可能にする唯一の指標だ。どうすれば
有効に活用することができるのか、そのポイントを解説する。
[ 特集 ]
第4部 上場製造業・流通業:物流コスト推移(2008 〜12 年度)
2013年12月号
概要はありません
[ keyperson ]
「CPOの不在が食材偽装問題を招いた」 日本サプライマネジメント協会 上原修 理事長
2013年12月号
業界トップクラスのホテルチェーンやレストラン、百貨店で食材
偽装問題が次々に発覚している。購買・調達を軽視した代償はあ
まりに大きい。これを他山の石として改めてサプライチェーンを洗
い直すべきだ。供給源を把握し、従業員教育に投資することを怠
れば会社の存続自体が危うくなる。
[ ケース ]
加藤産業 SCM 独自のWMSとハンディ端末の活用でオペレーションの標準化と高度化進める
2013年12月号
独自開発のWMS(倉庫管理システム)で全国
70カ所の物流拠点の業務を標準化、柔軟性の高
いハンディ端末の活用をベースに作業を組み立て、
PDCAサイクルを回している。さらにはWMSを基
幹システムと連携させて鮮度管理を徹底し、在庫
の陳腐化や廃棄を未然に防いでいる。
[ ケース ]
NTTロジスコ 現場改善 物流センターの生産性向上にTPS導入啓蒙・定着を経て独自の取り組みに進化
2013年12月号
物流センターの生産性向上を目的に、グルー
プでトヨタ生産方式(TPS)に基づく「2S改善
活動」に取り組んできた。専任部署を設けてス
キルを蓄積。活動が定着してきたことから、今
年4月にはTPSを物流会社向けにカスタマイズし
て、グループのオリジナルな改善活動に進化させ
る方針を打ち出した。
[ 値段 ]
第89回 ANAホールディングス 羽田発着枠の傾斜配分が大きな追い風に国際線収入でもJALと逆転の可能性も
2013年12月号
羽田空港の国際線発着枠獲得でライバルの
JALに大差をつけた。羽田からの新規路線
を全てANAが取得。スターアライアンスとワ
ンワールドの格差も大きく開くことになる。マ
イレージプログラムに敏感な高頻度・高単価客
の取り込みを期待できる。国内線だけでなく国
際線でもANAの収入規模がJALと逆転す
る可能性が高くなってきた。
[ ARC ]
インドの物流IT市場(WMS/TMS)
2013年12月号
インドではWMS(Warehouse Management
System :倉庫管理システム)ソリューション
はまだ普及していない。世界の他の地域では
既存システムの更新サイクルを迎えつつある
が、インドでのWMSとそれに付随する付加
価値サービスの導入はまだこれからという段
階にある。それでも近年は投資回収の早さな
どが認知され、徐々に導入の動きが広がって
きている。その他に伸びの要因としては、追
加モジュールの導入、サプライチェーン実行プ
ラットフォームがもたらす効果を狙ったアッ
プグレードの追加、小売の世界でオムニチャ
ネル・リテイリングという考え方が一般的に
なってきたことなどが挙げられる。
[ NEWS ]
欧米編
2013年12月号
オランダのCEVAロジスティク
スは、フランスの大手タイヤメーカ
ー、ミシュランと三年間の戦略的パ
ートナーシップを更新した。ミシュラ
ンがスペイン中北部のバリャドリッド
に持つタイヤ工場での倉庫業務など
を手掛ける。今年四月に同工場の業
務を開始した。CEVAはタイなど
他の数カ国で既にミシュラン向けにサ
ービスを提供している。
[ NEWS ]
中国編
2013年12月号
交通運輸省と四川省を含む長江
沿いの七省二市(江蘇省、安徽省、
江西省、湖北省、湖南省、四川省、
雲南省、上海市、重慶市)は、湖北
省武漢市で「長江水上輸送の発展に
関する重点業務の共同推進協定」に
調印した。
[ 道場 ]
トラック運賃急騰で何が起きたか
2013年12月号
燃料の高騰を引き金とするトラック
運賃の大幅な値上がりは、荷主企業
の物流政策に大きな影響を及ぼした。
運送会社との摩擦が深刻化する一方
で、計画輸送やロットの集約、物流
サービスの見直し等、さまざまな合理
化策が実施に移された。さらには長
距離貨物の輸送モードとして鉄道に再
び注目が集まった。
[ 判断学 ]
第139回 地球温暖化と企業のあり方
2013年12月号
これまで地球温暖化と経済問題が同列に論じられることは
なかった。しかしこの2つを企業のあり方と結び付けて考え
る新たな視点が注目されている。
[ メディア批評 ]
八兆円の負担増が家計を直撃する稀代の悪政国民をバカにした消費増税を亀井静香が断罪
2013年12月号
『月刊日本』十一月号の特集は「『貧困大国』
ニッポンへの道」。私もアベノミクス批判で
加わったが、巻頭の亀井静香の発言がわか
りやすく、適切である。
[ 物流不動産Biz日記 ]
第9回 倉庫類似行為に気を付けろ
2013年12月号
倉庫業の免許を持たずに荷物を預かって収
益を挙げている「倉庫類似行為」が問題にな
っています。物流不動産への投資が活発なの
を背景に、空いた土地や建物を使って早くお
金を稼ぎたいと考える物流ベンチャーなどと
コスト重視の荷主ニーズが合致して、無免許
で手っ取り早く事業化してしまうというケー
スが見られます。
[ 中国鉄道コンテナ輸送 ]
第6回 鉄道コンテナ輸送の日中比較 明治大学 町田一兵 商学部専任講師
2013年12月号
今年3月の中国鉄道部解体で新たなスタートを切
った中国鉄道コンテナ輸送の現状と今後の方向性を、
その運営を担う中鉄コンテナ輸送社と日本のJR貨物
との比較から考察する。鉄道貨物フォワーダーの存
在、情報システムの活用法、海上コンテナの鉄道輸
送(海鉄連運)の状況などがポイントになる。
[ 現場改善 ]
第129回 物流会社U社の事務・管理体制づくり
2013年12月号
創業以来、順調に事業を拡大してきた物流会社が成長の
壁に突き当たった。業界の既成概念にとらわれない経営で
顧客をつかむことには成功したが、物流会社に必要な事務・
管理体制の整備が遅れていた。その結果、請求書の出し忘
れや金額の間違いなどが目立つようになっていた。
[ 物流指標を読む ]
第60回 燃料高と低運賃にいつまで耐えられるか 日本銀行「企業向けサービス価格指数」全日本トラック協会「トラック運送業界の景況感」日通総合研究所「企業物流短期動向調査」
2013年12月号
●軽油価格は前年比10%以上の上昇
●運賃指数小幅上げも先行きは不透明
●人件費カットによる対応はもう限界
[ 物流行政を斬る ]
第33回 トラック運送契約内容の書面化実現に向けて国交省が本格検討取引適正化を促す枠組み構築を
2013年12月号
トラック事業者が荷主と契約していない業務を過度
に負担させられるケースが横行している。長い手待ち
時間や付帯作業、協賛金の要請などだ。現状を是正
するため、国土交通省は契約内容の書面化を義務付
ける方向で動き始めた。取引適正化のためには書面
化に加え、トラック事業者の規模拡大を促す仕組みを
構築すべきだ。
[ SOLE ]
セキュリティ対策と標準規格
2013年12月号
リスクマネジメントの対象の一つと
なるテロや盗難等のセキュリティ対策
と標準規格について紹介する。二〇
〇一年の九・一一事件を契機に進め
られた米国におけるテロ対策の検討は、
二度と同じテロを発生させないという
一〇〇%セキュリティを達成しようと
するものではなく、現実的に適用可
能な手法の費用対効果を検討しなが
ら、不審人物や貨物の検査において
複数のスクリーニング手法を適用する
ことにより、その発見確率を高める
手法と各種手法適用の優先順位を考
えるものである。
(吉本隆一 オフイス・ロン代表)
[ CLIP ]
初心者からベテランまで役立つ物流知識が満載日通総研・山田健取締役が基礎から徹底解説
2013年12月号
「物流とは何か?」という素朴な疑
問に日通総合研究所の山田健取締役
がやさしく答えてくれる。
[ データ ]
国土交通月例経済(国土交通省)
2013年12月号
概要はありません