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2006年12月号

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    2006年12月号
     

特集 3PL白書
サードパーティ・ロジスティクス2006

14   解説 日本市場の規模と勢力図

 日本の3PL市場の現状を調査した。国内の主要3PL企業を対象にアンケート調査を実施。合わせて有力各社へのヒアリングを行った。そこから現在の市場規模と勢力図を分析し、3PL事業の経営環境とビジネスモデルを整理した。日本の3PL市場の全貌が初めて明らかになった。

16

 

分析 日本型3PLの事業モデル

 輸送は傭車中心だが、物流センターは案件ごとに判断し資産として所有することもいとわない。荷主との平均契約期間は3年未満。決して儲かる仕事ではない。それでも今後の市場規模拡大が必至な有望市場であり、経営の最重要課題としてとらえている。それが日本の3PL企業の基本的認識だ。

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資料 国内主要3PL企業ガイド

会社名/3PL事業売上高/3PL事業の定義/3PL担当組織・所属人数/アセット(傭車率・センター所有率)/ITインフラ/3PL事業の主なターゲット/業務領域

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Interview
日本通運 久保田博 取締役 常務執行役員
「全ての事業を3PLに塗り替える」

 10月、3PL部とグローバルロジスティクス部を統合して、新生「3PL部」を発足させた。同時に3PLという視点から既存の全ての受託事業を洗い直している。荷主企業のサプライチェーン全体を視野に入れることで、従来の事業部門別・縦割りの営業体制を改め、自らの役割を拡大する狙いだ。

Interview
ハマキョウレックス 大須賀正孝 社長
「儲からないとぼやく経営者は失格」
 
若手の営業マンを3PL研修に派遣する中小トラック運送会社が増えている。しかし、数日間の座学をこなせばノウハウが身に付くほど3PLは甘くない。3PLで急成長を遂げてきたハマキョウレックスの大須賀社長は 「3PLの本質を学ぶべきは経営者自身」と指摘する。

34   寄稿 3PLにおけるイノベーション要因
富士通総研経済研究所 木村達也 主任研究員

 トラック輸送業の生産性の改善は3PL等の進展と密接な関係がある。3PLにおけるイノベーションを実現した企業はどのような共通要因を持つのか。ハマキョウレックスと山九の事例から3PLにおけるイノベーションの成功要因を探る。

2  

KEYPERSON
「年率15%の成長が今後も続く」

日立物流 鈴木登夫 代表執行役社長 

 2002年度以降、年率15%増のペースで3PL事業の売上高を伸ばしている。グループ向けを含めると、その規模は05年度で2039億円にも上る。これを今後五年間で4400億円にまで拡大する計画だ。そのために物流子会社の買収と海外事業の拡大を積極化する。

     
  32   事例で学ぶ現場改善《特別編》
青木正一 日本ロジファクトリー 代表
孫請け管理で現場に差がつく

  40   CSCMP報告2006
米グッドイヤーの3PL活用

米グッドイヤー・タイヤ&ラバー
テッド・オーガスティン 北米タイヤ事業部
ロジスティクス&プロダクトサプライディレクター

  80   フレッシュマンのための物流産業論 《第9回》
森 隆行 流通科学大学 教授
3PLの基礎知識

   
 

44

 

横浜ロジスティクス物流拠点
卸売市場内に初の三温度帯センター
一括物流事業で市場流通の復権図る

  48  

富士ゼロックス静脈物流
繰り返し使用できる梱包材を開発
回収物流の運用は外部業者に委託

  52  

HOTTA 〈3PL〉
急成長をもたらした事業モデルを転換
着荷主の視点で建材流通の改革図る

   

■■欧州レポート■■

  58  

海外トレンド報告【Report】
欧州SCM会議報告〈第3回〉
HPのサプライチェーン戦略

講演者 デービッド・パイパー ヒューレット・パッカード
サプライチェーン・ソリューション部長


     
  56  

物流企業の値段《第26回》
尾坂拓也 野村證券金融経済研究所 シニアアナリスト
トランコム

  62  

海外トレンド報告【News】

  64  

湯浅和夫の物流コンサル道場《第56回》
〜ロジスティクス編 第15回〜


  69  

佐高信のメディア批評
「官の描いた歴史」が隠蔽する政府官僚の責任
「史実」を疑う視点を欠いたメディアの歴史観

  70  

奥村宏の判断学《第54回》
経営者に対する厳罰―エンロン事件


 
72

SCM時代の新しい管理会計《第21回》
梶田ひかる アビーム コンサルティング 製造事業部 マネージャー
グローバルロジスティクスへの挑戦・
製品設計を改革する


  76  

ロジスティシャンのためのCSR経営講座 《第6回》
川島孝夫 前・味の素ゼネラルフーヅ 常勤監査役

連結経営の時代に企業がとるべき対応

  80   The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告

9・11とカトリーナの教訓
災害救助活動のロジスティクス


 
 

55

 

CLIP BOARD
●ギャラクシーエアラインズ運行開始/東京=九州/沖縄間の翌日配達拡充
CLIP BOARD
●「物流マネジメント」をテーマに/日交研がシンポジウムを開催
国土交通省 月例経済報告

 
 
90
主要記事索引
  94   編集後記
 
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広告索引

PDFバックナンバー

[ CSR経営講座 ] 連結経営の時代に企業がとるべき対応 2006年12月号
日本では、欧米より一足遅れて 二〇〇〇年度から国際会計基準の 導入が本格化した。もはや財務諸 表を連結中心で構成するのは当た り前だが、ロジスティクスを連結 ベースで機能させられる体制まで 整えた日本企業はわずかだ。さら に最近の企業不祥事の急増は、グ ループ全体をにらんだサプライチェ ーン管理の新しい課題を浮き彫り にしている。
[ keyperson ] 日立物流鈴木登夫代表執行役社長 2006年12月号
二〇〇二年度以降、年率一五%増のペースで3PL事業の売 上高を伸ばしている。グループ向けを含めると、その規模は〇 五年度で二〇三九億円にも上る。これを今後五年間で四四〇〇 億円にまで拡大する計画だ。そのために物流子会社の買収と海 外事業の拡大を積極化する。
[ NEWS ] 欧州NEWS 2006年12月号
TNTは温度管理が必要な医療品 専用のICタグを導入した。五〇万 ドル(五五〇〇万円)を投じ、八カ 月の準備期間をかけてシンガポールで 完成させた。医療品の輸送業務では 厳密な温度管理が求められるケース が少なくない。とりわけ、アジア地 域では「年間数百万ドル」に相当す る医療品が、温度管理の失敗によっ て使用不可能となって破棄されてい る、という。
[ SOLE ] 九・一一とカトリーナの教訓災害救助活動のロジスティクス 2006年12月号
前回、前々回と、ダラス(米国) で開催された年次総会「SOLE2 006」の視察結果を報告してきた。 総会報告ラストの今回は、三日目 (最終日)のテーマである災害救助 活動でのロジスティクスと、同時開 催された展示会について報告する。
[ CLIP ] ギャラクシーエアラインズ運行開始東京=九州/沖縄間の翌日配達拡充 2006年12月号
佐川急便グループの航空貨物 会社、ギャラクシーエアライン ズが運行を開始した。一〇月三 一日未明、同社の所有する貨物 専用機(エアバスA300B4 ―622R型)が羽田空港から 新北九州空港に向けて飛び立っ た。同日の午後九時過ぎには那 覇空港発羽田行も出発した。
[ CLIP ] 「物流マネジメント」をテーマに日交研がシンポジウムを開催 2006年12月号
日本交通政策研究会(日 交研)は十二月六日、「物流 マネジメント実現のために、 何をなすべきか」と題したシ ンポジウムを開催する。官民 から物流の専門家らを招き、 都市部での物流マネジメント のあるべき姿を探るための討 論を展開する。
[ ケース ] 物流拠点 横浜ロジスティクス 2006年12月号
今春、横浜市中央卸売市場に三温度帯管理のでき る物流センターが稼働した。青果物卸らが共同で建 設したもので、市場内の三温度帯センターは国内初。 外食・中食産業などをターゲットにした一括物流を 事業化することで、市場外流通の拡大を食い止め、 卸売市場の取扱高拡大につなげようという戦略だ。
[ ケース ] 静脈物流富士ゼロックス 2006年12月号
補修部品の供給や使用済み部品の回収に利 用するリターナブル型の梱包材を開発・導入 した。包材費の削減や、CO2など環境負荷の 軽減が狙いだ。回収時に発生する物流業務と 梱包材の個数管理はアウトソーシングするこ とで、初期投資を最小限に抑えた。
[ ケース ] 3PLHOTTA 2006年12月号
建材メーカーを荷主に資材を現場に納品する販売 物流で急成長を遂げた。もう一段、経営規模を拡大 するために、事業構造にメスを入れた。建材の着荷 主となる工務店に顧客ターゲットを転換。工務店の 調達物流を担うことで建材流通の効率化を狙う。
[ データ ] 国土交通省月例経済報告 2006年12月号
国土交通省月例経済報告
[ メディア批評 ] 「官の描いた歴史」が隠蔽する政府官僚の責任「史実」を疑う視点を欠いたメディアの歴史観 2006年12月号
「すべての歴史は現代史である」とクローチ ェは言った。現代から、どういう問題意識に よって見るかで歴史はその姿を変えるという ことだろう。私がそれを実感したのは『失言 恐慌』という題で、昭和二年の金融恐慌を書 いた時だった。
[ 海外Report ] HPのサプライチェーン戦略 2006年12月号
ヒューレット・パッカードの売上高の六割以上はサプライチェーン関連費用だという。 同社にとってサプライチェーン戦略は株価にも大きな影響を与えるだけに常にイノベー ションが求められる。欧州SCM会議で同社のサプライチェーン・ソリューション部長 が、「調達危機管理」や「Buy‐Sell」プログラムを例に挙げて、自社のサプラ イチェーン戦略について詳述した。
[ 管理会計 ] 製品設計を改革する 2006年12月号
ロジスティクスの管理対象は、今や製品設計の領域にまで拡大し ている。米HP社はロジスティクスの視点から製品企画・設計を改 革したことで一億ドル以上の効果を実現した。さらに同社は一連の 施策を「DfSC」と名付けて体系化している。
[ 値段 ] トランコム 2006年12月号
求貨求車サービスの強化と並行して貨物運 送事業の建て直しを進めている。共同配送事 業の落ち込みをカバーしているのは生協向け 個人宅配事業だ。業績は当面高い成長率で推 移する見通し。現在の株価には割安感がある。
[ 道場 ] ロジスティクス編・第15回 2006年12月号
体力弟子と物流部長が風邪でダウン 「今年の風邪は妙だ」と問屋の社長 「今日は寒いなー」 いつも通り午後になってから大先生が事務所に 顔を出した。外は木枯しのような風が吹いている。 美人弟子と女史が大先生を出迎えた。いつも勢い よく飛び出してくる体力弟子がいない。大先生が、 あれっという顔をする。
[ 判断学 ] 経営者に対する厳罰 - エンロン事件 2006年12月号
アメリカでは不正会計の最高刑が30年とされている。実際、エンロンやワールドコム の元CEOには20年以上もの禁固刑が科せられた。一方、日本ではライブドアの堀江貴文 にどのような判決が下されるのだろうか。
[ 物流産業論 ] 3PLの基礎知識 2006年12月号
物流アウトソーシングの受け皿として機能し、急速に拡大している のが3PL(Third Party Logistics:サードパーティ・ロジスティク ス)です。3PLの浸透によって日本の物流は大きく変化する可能性 があります。今回は、単なるネーミングとしてではなく、物流における 機能、あるいはビジネスモデルとしての3PLについて解説します。
[ 特集 ] 3PL白書 日本市場の規模と勢力図 2006年12月号
一兆円を超える市場規模 荷主企業のロジスティクス機能を代行するアウトソ ーサーを「3PL(Third Party Logistics:サード パーティ・ロジスティクス)」と呼ぶ。輸送や保管な ど、物流を構成する諸機能を個別に請け負う従来の 物流業とは異なり、荷主のサプライチェーンを支える ロジスティクス業務を包括的に運営管理する。一九九 〇年頃に欧米で開花した新しい物流サービスだ。それ が現在、日本にも広がっている。
[ 特集 ] 3PL白書 日本型3PLの事業モデル 2006年12月号
輸送は傭車中心だが、物流センターは案件ごとに判断 し資産として所有することもいとわない。荷主との平均 契約期間は3年未満。決して儲かる仕事ではない。それで も今後の市場規模拡大が必至な有望市場であり、経営の 最重要課題としてとらえている。それが日本の3PL企業 の基本的認識だ。
[ 特集 ] 3PL白書 国内主要3PL企業ガイド2006 2006年12月号
概要はありません
[ 特集 ] 3PL白書 全ての事業を3PLに塗り替える 2006年12月号
10月、3PL部とグローバルロジスティクス部を統合し て、新生「3PL部」を発足させた。同時に3PLという視 点から既存の全ての受託事業を洗い直している。荷主企 業のサプライチェーン全体を視野に入れることで、従来 の事業部門別・縦割りの営業体制を改め、自らの役割を 拡大する狙いだ。
[ 特集 ] 3PL白書 儲からないとぼやく経営者は失格 2006年12月号
若手の営業マンを3PL研修に派遣する中小トラック運送 会社が増えている。しかし、数日間の座学をこなせばノウ ハウが身に付くほど3PLは甘くない。3PLで急成長を遂げて きたハマキョウレックスの大須賀社長は「3PLの本質を学 ぶべきは経営者自身」と指摘する。
[ 特集 ] 3PL白書 孫請け管理で現場に差がつく 2006年12月号
荷主と3PLとのパートナーシップの重要性は既に繰り返し 指摘されている。しかし3PLと現場運営を担う協力会社との パートナーシップには、いまだ十分な配慮がされていない。そ こをクリアしない限り、日本の3PL市場は期待されているほ ど拡大しない。
[ 特集 ] 3PL白書 3PLにおけるイノベーション要因 2006年12月号
トラック輸送業の生産性の改善は3PL等の進展と密接な関 係がある。3PLにおけるイノベーションを実現した企業はど のような共通要因を持つのか。ハマキョウレックスと山九の 事例から3PLにおけるイノベーションの成功要因を探る。
[ 特集 ] 3PL白書 米グッドイヤーの3PL活用 2006年12月号
ブリヂストン、仏ミシュランと並び世界三大タイヤメー カーの一角を占める米グッドイヤー。北米事業部のロジ スティクスディレクターが、自社のケーススタディにもと づきロジスティクス・プロバイダーの活用法を指南する。
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