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2009年2月号 |
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特集
物流企業番付
【平成21年版】
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10 |
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解説 マーケティングで勝ち残る
Data “強い物流会社”トップ50社
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14
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注目企業──トップが語る強さの秘訣
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14
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【第3位】
ワンビシアーカイブズ 星川恭治 社長
──脱・倉庫業で新市場を創造
書庫や情報を保管する仕組みを英語で「アーカイブズ」と呼ぶ。そのアウトソーシング・サービスを日本に持ち込み、新市場の開拓に挑んでいる。1990年代には経営危機に陥るも、企業再生ファンドの下で立て直しに成功。2007年にはファンドの手を離れ、豊田自動織機の100%子会社となって業容を拡大している。
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16 |
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【第5位】
寺田倉庫 廣瀬秀徳 社長
──ニッチを攻めてシェアを獲る
倉庫を含めた不動産賃貸、トランクルーム、重要文書やフィルムを保管するデータストレージの三事業が主力。2004年に子会社を設立して事業分割した物流事業も順調に推移している。付加価値の高いニッチなサービスにターゲットを絞り、各市場で高いシェアを握る戦略が長期にわたる安定成長を可能にしている。
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18 |
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【第7位】
三菱商事ロジスティクス 若松紀久雄 社長
──商社機能を物流事業に注ぎ込む
三菱商事系列で国際物流のエム・シー・トランスインターナショナル(McTI)と国内物流の菱光ロジスティクスを2006年4月に合併し、新たなスタートをきった。いたずらに規模を追わず収益性を重視し、投資や決済などの金融機能を物流サービスと組み合わせた商社型の事業展開を図っている。
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20 |
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【第8位】
ハマキョウレックス 大須賀正孝 会長兼CEO
──未曾有の不況も3PLの追い風に
3PLを柱とするハマキョウ単体の売上高経常利益率は9%を超えている。規模も大幅拡大基調だ。折からの景気後退で顧客のコスト削減意識は急上昇。比例するように同社への引き合いが伸びている。懸案だった路線便事業の再建にもメドが立った。2年後には連結売上1000億円、経常利益60億円を目指す。
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22
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【第12位】
エーアイテイー 矢倉英一 社長
──中国からの輸入アパレル品に集中
中国から輸入して日本で販売するアパレル品の海上フォワーディングに的を絞り、猛烈な営業攻勢で急拡大を遂げた。2007年3月には海上フォワーディング専業者としては初の上場(東証マザーズ)も果たしている。通関業や航空貨物事業にも進出、国内の3PL事業も開始する。
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24
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【第13位】
日陸 菅原務 社長
──化学品用ISOコンテナを武器に
危険物の物流と化学品用ISOタンクコンテナなどの容器レンタルが事業の柱。タンクローリー車からコンテナのドレージ輸送へのシフトが追い風になっている。陸海空の複合一貫輸送や海外での保管事業にも進出。化学品メーカーとの安定的な関係を作り上げ、毎年着実に売り上げを伸ばしている。
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26
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Data 国内物流業売上高上位500社
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30
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Data 総合評価ランキング上位500社
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28
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社名50音順企業索引
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3
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KEYPERSON
「SCMの風景は近く一変する」
入江仁之 シスコIBSG マネージングパートナー
サプライチェーンの自動化技術は既に成熟した。いまや数字で管理できる業務はすべてITと機械が処理してくれる。次のテーマは自動化できない意志決定を担う知識労働者の生産性向上だ。日本の労働生産性は先進国中最下位にある。それだけ改善の余地は大きい。
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48 |
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三井倉庫〈新規事業〉
高セキュリティのBPO専用拠点を整備
ITベンダーと競合しながら業績を拡大
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52 |
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コラボクリエイト〈物流共同化〉
薬事法改正と業界再編を好機として
医薬品メーカーの共同物流事業を拡大
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56 |
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コロムビアミュージックエンタテインメント
〈ビジネスモデル〉
業界初のCD受注生産サービスを開始
物流拠点で生産しリードタイム大幅削減
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60 |
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物流IT解剖《第23回》
ニチレイロジグループ
事業再編に先行してIT部門を分社化
40億円を投じて物流システムも刷新
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42 |
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物流企業の値段【特別編】
2008年9月中間期 物流企業決算ランキング
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【新連載】物流業のリスクマネジメント《第1回》
宇野 修 ロジスティクスバンク 代表 サプライチェーンのリスクとは
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■■欧州レポート■■
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海外トレンド報告【Report】
欧州SCM会議(7) サプライチェーンのグリーン化と
企業成長を両立させた欧米先進事例
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68 |
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海外トレンド報告【News】
欧米編・中国編
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76 |
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第82回》
〜大先生の日記帳編 第17回〜 不況の今こそ提案営業【その1】
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82 |
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佐高信のメディア批評
世襲知事による不正の疑惑解明に尻すぼみ
世襲社主の下“戦”の覚悟がない中国新聞
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80 |
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奥村宏の判断学《第81回》
世界大恐慌の教訓
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83 |
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物流指標を読む《第2回》
日通総合研究所 佐藤信洋 崖っぷちの日本経済
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事例で学ぶ現場改善《第73回》
日本ロジファクトリー 青木正一 代表 本社物流部門を新設して改善を実現
──大手精密機械メーカーS社
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The International
Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告 ロジスティクスと管理会計
数値に出ない貢献領域を把握する
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92 |
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物流不動産市場レポート《第20回》
宮城県・福島県
仙台が東北全域の拠点として機能
福島県の施設供給動向にも注目
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DATA BANK
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●国土交通省 月例経済報告
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CLIP BORD
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●ドイツで6月に欧州SCM会議開催/英ワールド・トレード
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98 |
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主要記事索引 |
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102 |
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編集後記 |
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103 |
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広告索引 |
[ keyperson ]
入江仁之 シスコIBSG マネージングパートナー
2009年2月号
サプライチェーンの自動化技術は既に成熟した。いまや数字
で管理できる業務はすべてITと機械が処理してくれる。次
のテーマは自動化できない意志決定を担う知識労働者の生産
性向上だ。日本の労働生産性は先進国中最下位にある。それ
だけ改善の余地は大きい。
[ NEWS ]
海外トレンド報告
2009年2月号
仏ジオディス
IBMの物流の元請け業務を受注
■同社プレスリリース
12
・2
フランス国鉄(SNCF)の一
〇〇%子会社ジオディスはIBMと、
五〇カ国以上のロジスティクス業務
を元請けとして管理する複数年契約
を結んだ。年間で一〇〇〇億ユーロ
(十二兆円)に相当するIBMの物
流費を管理し、補修部品のロジステ
ィクス業務やハードウエア、ソフト
ウエアの流れを管理する。
[ NEWS ]
海外トレンド報告(中国編)
2009年2月号
チャイナエアライン
高雄─ソウル線を子会社と開設
■
12
・1
チャイナエアライン(中華航空)
とその子会社、マンダリン航空(華
信航空)は昨年十二月一日、高雄
ーソウル間の直行便を共同で開設
したと発表した。月、水、木、土、
日曜日の週五日運航する。
[ SOLE ]
ロジスティクスと管理会計数値に出ない貢献領域を把握する
2009年2月号
十二月度のフォーラムでは、H
AHソリューションの福田誠代表に
「ロジスティクスと管理会計」をテー
マにご講演いただいた。副題は「ロ
ジスティクスが経営活動に貢献する
領域として」。管理会計と財務会計
の基本から、経営活動の評価基準、
評価方法の解説と、ロジスティクス
業務の貢献領域のかかわり合いに焦
点を当て、福田代表の住友スリーエ
ム(3M)社時代の経験、研究成果
を含めて解説いただいた。(SOL
E日本支部・瀬良光弘幹事)
[ CLIP ]
ドイツで六月に欧州SCM会議開催英ワールド・トレード
2009年2月号
ロンドンに本社を置くワールド・ト
レードは今年六月八日〜一〇日の三
日間、ドイツのデュッセルドルフにあ
るスイスホテル(Swissôtel)デュッセ
ルドルフで、「第十一回ヨーロッパ・サ
プライチェーン&ロジスティクス・サ
ミット= European Supply Chain &
Logistics Summit 2009」を開催する。
[ ケース ]
新規事業 三井倉庫
2009年2月号
住宅メーカーの積水ハウスは業界で初めて、新築
施工現場で発生する廃棄物のゼロエミッションを達
成した。現場で分別を行い、集荷拠点を経由して
自社のリサイクル施設に回収する仕組みを作ること
で、廃棄物の発生量を大幅に削減した。さらに部
材の設計段階から
[ ケース ]
物流共同化 コラボクリエイト
2009年2月号
住宅メーカーの積水ハウスは業界で初めて、新築
施工現場で発生する廃棄物のゼロエミッションを達
成した。現場で分別を行い、集荷拠点を経由して
自社のリサイクル施設に回収する仕組みを作ること
で、廃棄物の発生量を大幅に削減した。さらに部
材の設計段階から発生抑制を図るため、回収時
[ ケース ]
ビジネスモデル コロムビアミュージックエンタテインメント
2009年2月号
住宅メーカーの積水ハウスは業界で初めて、新築
施工現場で発生する廃棄物のゼロエミッションを達
成した。現場で分別を行い、集荷拠点を経由して
自社のリサイクル施設に回収する仕組みを作ること
で、廃棄物の発生量を大幅に削減した。さらに部
材の設計段階から発生抑制を図るため、回収
[ データ ]
国土交通省 月例経済報告
2009年2月号
概要はありません
[ メディア批評 ]
世襲知事による不正の疑惑解明に尻すぼみ世襲社主の下?戦?の覚悟がない中国新聞
2009年2月号
ここに私が監修し、選んだ一冊の本がある。
中国新聞社報道部『ある勇気の記録』(現代
教養文庫)である。中国新聞は一九六三年春
から、およそ二年間にわたって「暴力追放」
の集中的なキャンペーンを展開し、一九六五
年の菊池寛賞を受賞した。それは最初、青春
出版社から刊行されたのだが、絶版になって
いたのを私が一九九四年に「ベスト・ノンフ
ィクション」に入れたのである。
[ 物流業のリスクマネジメント ]
サプライチェーンのリスクとは
2009年2月号
企業のリスク管理は、「事業継続計画書(BCP)」が基本とな
る。そして各種のリスクに対応する具体的な施策としては「ISO
(国際標準化機構)」によって定められた各種のマネジメントシス
テムが有効に機能する。何をどこまでやればいいのか。物流業
のBCP 策定を数多く手がけてきたスペシャリストが解説する。
[ 海外Report ]
サプライチェーンのグリーン化と企業成長を両立させた欧米先進事例
2009年2月号
企業はもはや環境問題から逃れることはできない。しかし、自由な企業活動
が妨げられてしまうと否定的にとらえる必要はない。サプライチェーンのグリー
ン化と企業の成長は両立できる。AMRリサーチのノハ・トハーミ研究員が、ジョ
ンソン・エンド・ジョンソン、ウォーカーズ・クリスプ、デルとUPSの協働など、
欧米の先進企業の取り組みを紹介する。
[ 現場改善 ]
本社物流部門を新設して改善を実現大手精密機械メーカーS社
2009年2月号
年商一〇〇〇億円のメーカーが初めて本格的な物流改革
に乗り出した。効果を実現するには恒常的な物流管理専門
部署を設置する必要があった。プロジェクトチームは経営陣
を説得し、組織改革を断行。苦労を重ねながらも徐々に全
社を巻き込んでいった。
[ 値段 ]
二〇〇八年九月中間期物流企業決算ランキング
2009年2月号
上場物流企業の業績が厳しさを増している。〇八年九月中間期の全
六一社合計の営業利益・当期利益は五期ぶりに減益に転じた。国際物
流が激しく落ち込む一方、成長の続いていた国内の宅配便市場にも減
速感が強まっている。それでも個別には逆風をよそに業績を改善させ
ている企業も見られる。
[ 道場 ]
不況の今こそ提案営業【その1】
2009年2月号
暗い世相に下を向いてばかりでは、突破口は開けない。
物流コストの削減ニーズは不況の時こそ大きくなる。物流
企業は実力を発揮するチャンスだ。場当たり的な安売りや
御用聞き営業とはおさらばして、目の覚めるような提案を
荷主にぶつけてみよう。大先生がその支援に乗り出した。
[ 判断学 ]
世界大恐慌の教訓
2009年2月号
資本主義の歴史には常に覇権国家の存在があった。1929 年の大恐慌は、覇権
がイギリスからアメリカへと移行するリーダー不在の不安定な時期に発生した。そ
のアメリカが失墜した今、我々は覇権国家のない資本主義という、かつて経験し
たことのない事態を迎えようとしている。
[ 物流IT解剖 ]
事業再編に先行してIT部門を分社化40億円を投じて物流システムも刷新
2009年2月号
2005年にニチレイ本体を持株会社化し、低温物流事業部門をニチレ
イロジグループとして完全に分離した。この組織改革に先立ち、03年
にはIT部門の分社化、04年には物流事業の大規模な再編を行っている。
約40億円を投じて開発した物流システムと、強力な低温物流ネットワ
ークを武器に、物流業界で存在感を高めていこうとしている。
[ 物流指標を読む ]
崖っぷちの日本経済
2009年2月号
各シンクタンクによる二〇〇九年度の経済
成長率の予測結果が出揃った。概ねマイナス
〇・五%からマイナス一・五%程度とみており、
今年度よりも一段の悪化を予測する向きも少
なくない。そうしたなかで、昨年十二月に閣
議決定された政府の見通しには、いつものこ
とながら驚かされた。来年度の実質経済成長
率を〇・〇%とみている。悪いながらもマイ
ナス成長は回避できる、GDPは今年度並み
の水準を維持できるということだ。
[ 物流不動産市場レポート ]
宮城県・福島県仙台が東北全域のハブとして機能福島県の施設供給動向にも注目
2009年2月号
賃料水準は概ね横ばいで推移
宮城県は仙台市周辺に物流施設が集積して
おり、東北全域を見据えた物流拠点として機
能している。仙台港周辺や東北自動車道IC
周辺、仙台空港に隣接した岩沼市周辺に拠点
を構えるケースも多い。
近年は不動産投資家による大型投資が行わ
れるなど、動きが積極化している。今年以降
は隣県の福島県にも供給される予定だ。今後、
東北圏の投資実績が大きく積みあがることが
予想される。
[ 特集 ]
物流企業番付 マーケティングで勝ち残る
2009年2月号
物流子会社受難の時代再び
物流市場の新興国特需が終わった。国内市場にも
急ブレーキがかかっている。もはやパイの拡大は期待
できない。物流企業のマーケティング競争力を試され
る時が来た。二〇〇二年から五年あまり続いた景気
上昇局面で、次の時代の布石をどれだけ打ってきた
か。今後の業績がそれを明らかにする。
[ 特集 ]
物流企業番付 ワンビシアーカイブズ
2009年2月号
書庫や情報を保管する仕組みを英語で「アーカイブズ」と呼ぶ。そ
のアウトソーシング・サービスを日本に持ち込み、新市場の開拓に挑
んでいる。1990 年代には経営危機に陥るも、企業再生ファンドの下
で立て直しに成功。2007 年にはファンドの手を離れ、豊田自動織機
の100%子会社となって業容を拡大している。
[ 特集 ]
物流企業番付 寺田倉庫
2009年2月号
倉庫を含めた不動産賃貸、トランクルーム、重要文書
やフィルムを保管するデータストレージの三事業が主力。
2004年に子会社を設立して事業分割した物流事業も順調に
推移している。付加価値の高いニッチなサービスにターゲッ
トを絞り、各市場で高いシェアを握る戦略が長期にわたる
安定成長を可能にしている。
[ 特集 ]
物流企業番付 三菱商事ロジスティクス
2009年2月号
三菱商事子会社で国際物流のエム・シー・トランスインターナ
ショナル(McTI)と国内物流の菱光ロジスティクスを2006 年4
月に合併し、新たなスタートをきった。いたずらに規模を追わず
収益性を重視し、投資や決済などの金融機能を物流サービスと組
み合わせた商社型の事業展開を図っている。
[ 特集 ]
物流企業番付 ハマキョウレックス
2009年2月号
3PL を柱とするハマキョウ単体の売上高経常利益率は9%を超え
ている。規模も大幅拡大基調だ。折からの景気後退で顧客のコスト
削減意識は急上昇。比例するように同社への引き合いが伸びている。
懸案だった路線便事業の再建にもメドが立った。2年後には連結売
上1000 億円、経常利益60 億円を目指す。
[ 特集 ]
物流企業番付 エーアイテイー
2009年2月号
中国から輸入して日本で販売するアパレル品の海上フォワー
ディングに的を絞り、猛烈な営業攻勢で急拡大を遂げた。
2007 年3月には海上フォワーディング専業者としては初の上
場(東証マザーズ)も果たしている。通関業や航空貨物事業
にも進出、国内の3PL 事業も開始する。
[ 特集 ]
物流企業番付 日陸
2009年2月号
危険物の物流と化学品用ISO タンクコンテナなどの容器レンタ
ルが事業の柱。タンクローリー車からコンテナトレーラーへのシ
フトが追い風になっている。陸海空の複合一貫輸送や海外での輸
送・保管事業にも進出。化学品メーカーとの安定的な関係を作
り上げ、毎年着実に売り上げを伸ばしている。
[ 特集 ]
物流企業番付 国内物流業 売上高上位500社
2009年2月号
概要はありません
[ 特集 ]
物流企業番付 索引
2009年2月号
概要はありません
[ 特集 ]
物流企業番付 総合ランキング上位500 社一覧
2009年2月号
概要はありません