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2009年6月号 |
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特集1
「物流金融」入門
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10 |
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第1部 在庫削減からキャッシュフロー改善へ
在庫削減は既に峠を越えた。同じ業界の企業同士で在庫水準を比べても既に大きな差はなくなっている。しかし、SCMの管理対象は今や「現金循環化日数(CCC)」の短縮へと領域を拡大している。在庫に加え売掛、買掛までを統合管理するサプライチェーン・ファイナンスが新たな差別化ポイントになっている。
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14
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第2部 商社よりも安く、銀行よりも速く
物流企業が総合商社や銀行の足元を浸食しようとしている。B
to Cの代金引換配送から企業間の決済に金融サービスの領域を拡大。総合商社よりも安い手数料、銀行よりも速い処理を武器にして、取引の活性化を支援する。サプライチェーンの組み立てに新たな選択肢が加わった。
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18
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第3部 動産担保融資(ABL)は使えるか
米国のABLは今や54兆円に達し、企業の総借入残高の2割を占めるに至っている。今後は日本でも利用が広がっていくのは必至だ。そこに新たなビジネスチャンスを見出した物流企業は、いち早く動き出している。しかし、金融サービスを物流事業と統合するうえで、クリアすべき課題も少なくない。
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20 |
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第4部 動き始めた日通の商物一体サービス
日本通運が従来型の総合物流企業からグローバル3PLへの業態転換を急いでいる。顧客の商流にまで踏み込む“ロジスティクス・ファイナンス・サービス”を、そのための戦略機能の一つとして位置付けている。金融子会社の日通キャピタルが先導役となって、手数料の割安な商物一体のサービスを荷主に提供している。
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22 |
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第5部 船井が仕掛けるファイナンス型3PL
中国をはじめとする新興国に販路を拡大したい。だが資金回収に不安がある。そんな荷主の悩みを解消するスキームを船井総研ロジが開発した。与信リスクをフランスの取引信用保険会社大手が担保し、フォワーダーが荷主の輸出債権を買い取る。「ファイナンス型3PL」と名付けている。
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2 |
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KEYPERSON「物流企業と金融機関を結びつける」
久保田清 NPO法人日本動産鑑定 理事長
物流企業の持つ在庫管理機能を銀行やノンバンクの金融機能と結びつけることで、在庫を担保に資金を調達する動産担保融資(ABL)の突破口が開ける。ABLは不動産を持たない中小企業の資金繰りに革命を起こす。そこで物流企業は大きな役割を果たすことになる。
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特集2
その物流政策に異議あり!
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24 |
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第1部 在庫削減からキャッシュフロー改善へ
在庫削減は既に峠を越えた。同じ業界の企業同士で在庫水準を比べても既に大きな差はなくなっている。しかし、SCMの管理対象は今や「現金循環化日数(CCC)」の短縮へと領域を拡大している。在庫に加え売掛、買掛までを統合管理するサプライチェーン・ファイナンスが新たな差別化ポイントになっている。
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26
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第2部 航空フォワーダーは悪くない
航空貨物業界が、カルテル問題に揺れている。公正取引委員会は3月、燃油サーチャージ(FS)などの金額をめぐり、航空フォワーダー12社に対して総額90億円余りに上る課徴金の支払いを命じた。しかし、フォワーダーにとってFSは航空会社の代理で荷主から収受しているに過ぎないと不満を訴える声が強い。
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28
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第3部 もう運輸行政は経産省に移せ
運送業の規制緩和は失敗した。競争規制の緩和ばかりが先行し、社会的規制の強化が置き去りにされたことで、正直者が損をする、いびつな市場ができあがってしまった。市場を正常化し業界の地位向上を図るために、監督官庁を国土交通省から経済産業省に移し、物流の枠組みで運送業をとらえなおすべきだ。
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30 |
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フェデックス・グランド〈労務管理〉
10年越しの“一人親方”問題で敗訴確定
賠償金は20億ドルに拡大する可能性も
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34 |
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キリンビバレッジ〈物流IT〉
外資系SCMパッケージを廃棄して
独自システムで生産・物流を効率化
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38 |
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プライムポリマー〈事業統合〉
再編繰り返し錯綜した物流を統合
合併効果で10数億円の合理化狙う
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42 |
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物流企業の値段《第50回》
土谷康仁 バンクオブアメリカ─メリルリンチ日本証券 調査部 シニアアナリスト 日本通運
宅配事業の譲渡でフォワーダーに回帰
09年度は収益力問われる重要な年度に
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44 |
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物流IT解剖《第27回》
ヤマトロジスティクス
「宅急便」の強み生かした独自商品を
低コストで内製したWMSで支援
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58 |
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■特別レポート
IBMグローバルSCM調査2009
IBMビジネスコンサルティングサービスは4月、「IBM Global Chief
Supply Chain Officer Study 2009」を発表した。グロバール企業のサプライチェーン最高責任者を対象に、広範なインタビューを実施してまとめた調査報告書だ。世界のSCM先進企業と日本企業との比較を中心に、同報告書の概要を紹介する。
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■■欧州レポート■■
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海外トレンド報告【Report】
欧米SCM会議(11) 米ハドソン社
SCM専門の人材紹介部門を設立し
採用・転職支援のノウハウを開発
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海外トレンド報告【News】
欧米編・中国編
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第85回》
〜大先生の日記帳編 第20回〜 提案依頼書(RFP)の作り方【その2】
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佐高信のメディア批評
ホリエモンの一方的な弁解を垂れ流すTV番組
功罪の検証など二の次で関心は視聴率向上のみ
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奥村宏の判断学《第85回》
銀行と証券の奇妙な関係
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物流業のリスクマネジメント《第5回》
宇野 修 ロジスティクスバンク 代表 ISO27001情報セキュリティマネジメントシステム
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物流指標を読む《第6回》
日通総合研究所 佐藤信洋 運賃は上がったのか? 下がったのか?
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事例で学ぶ現場改善《第76回》
日本ロジファクトリー 青木正一 代表 不況下に受注を伸ばす中小物流会社
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The International
Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
日本の原子力行政の現状と課題
法制と規制の影響を研究者が解説
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物流不動産市場レポート《第24回》
中欧
ハイグレード大型物流施設へシフト傾向
賃料下落を機に各企業が物流効率化を推進
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ARC Advisory
Group レポート 2008年のWMS市場規模は1%の縮小
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DATA BANK
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●国土交通省 月例経済報告
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CLIP BORD
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●『病院のロジスティクス─物流の効率化と患者サービスの向上─』海洋大・苦瀬教授が上梓
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●3PL対象に動産担保融資セミナー開催/日本動産鑑定の久保田清理事長を講師に+
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主要記事索引 |
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編集後記 |
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広告索引 |
[ 特集 ]
1) 物流金融入門
2009年6月号
在庫削減以上の効果をもたらすサプライチェーン改革の方
法が見えてきた。キャッシュフローに立脚して、物流と商流
を再構築することで不況を生き抜く力が得られる。ただし、
それを実行に移すには、物流と財務の統合管理が必要だ。
経営層を説得してロジスティクス部門の縄張り拡張に動け。
[ 特集 ]
1) 第1部 在庫削減からキャッシュフロー改善へ
2009年6月号
梶田ひかる アビームコンサルティング 経営戦略センター マネージャー
在庫削減は既に峠を越えた。同じ業界の企業同士で在庫水
準を比べても既に大きな差はなくなっている。しかし、SC
Mの管理対象は今や「現金循環化日数(CCC)」の短縮へと
領域を拡大している。在庫に加え売掛、買掛までを統合管理
するサプライチェーン・ファイナンスが新たな差別化ポイント
になっている。
[ 特集 ]
1) 第2部 商社よりも安く、銀行よりも速く
2009年6月号
物流企業が総合商社や銀行の足元を浸食しようとしている。
B to C の代金引換配送から企業間の決済に金融サービスの領
域を拡大。総合商社よりも安い手数料、銀行よりも速い処理
を武器にして、取引の活性化を支援する。サプライチェーン
の組み立てに新たな選択肢が加わった。
[ 特集 ]
1) 第3部 動産担保融資(ABL)は使えるか
2009年6月号
米国のABLは今や54兆円に達し、企業の総借入残高の
2割を占めるに至っている。今後は日本でも利用が広がっ
ていくのは必至だ。そこに新たなビジネスチャンスを見出
した物流企業は、いち早く動き出している。しかし、金
融サービスを物流事業と統合するうえで、クリアすべき課
題も少なくない。
[ 特集 ]
1) 第4部 動き始めた日通の商物一体サービス
2009年6月号
日本通運が従来型の総合物流企業からグローバル3PL
への業態転換を急いでいる。顧客の商流にまで踏み込む
“ロジスティクス・ファイナンス・サービス”を、そのための
戦略機能の一つとして位置付けている。金融子会社の日通
キャピタルが先導役となって、手数料の割安な商物一体の
サービスを荷主に提供している。
[ 特集 ]
1) 第5部 船井が仕掛ける“ファイナンス型3PL”
2009年6月号
中国をはじめとする新興国に販路を拡大したい。だが
資金回収に不安がある。そんな荷主の悩みを解消する
スキームを船井総研ロジが開発した。与信リスクをフラ
ンスの取引信用保険会社大手が担保し、フォワーダーが
荷主の輸出債権を買い取る。「ファイナンス型3PL」と名
付けている。
[ keyperson ]
「物流企業と金融機関を結びつける」久保田清 NPO法人日本動産鑑定 理事長
2009年6月号
物流企業の持つ在庫管理機能を銀行やノンバンクの金融機能
と結びつけることで、在庫を担保に資金を調達する動産担保融
資(ABL)の突破口が開ける。ABLは不動産を持たない中
小企業の資金調達に革命を起こす。そこで物流企業は大きな役
割を果たすことになる。
[ 特集 ]
2) その物流政策に異議あり! 第1部 トラック優遇でフェリーが沈む
2009年6月号
高速道路料金の引き下げが内航フェリー業界を圧迫して
いる。陸上輸送に旅客・貨物を奪われ、輸送量が大幅に
減少している。このままいけば廃業や減便、航路網の縮
小が加速するのは必至。フェリーというインフラが失われ
ようとしている。
[ 特集 ]
2) 第2部 航空フォワーダーは悪くない
2009年6月号
航空貨物業界が、カルテル問題に揺れている。公正取引
委員会は3月、燃油サーチャージ(FS)などの金額をめぐ
り、航空フォワーダー12社に対して総額90億円余りに上る
課徴金の支払いを命じた。しかし、フォワーダーにとって
FSは航空会社の代理で荷主から収受しているに過ぎない
と不満を訴える声が強い。
[ 特集 ]
2) 第3部 もう運輸行政は経産省に移せ 全日本トラック協会 豊田榮次 専務理事
2009年6月号
運送業の規制緩和は失敗した。競争規制の緩和ばかりが先
行し、社会的規制の強化が置き去りにされたことで、正直者
が損をする、いびつな市場ができあがってしまった。市場を
正常化し業界の地位向上を図るために、監督官庁を国土交通
省から経済産業省に移し、物流の枠組みで運送業をとらえな
おすべきだ。
[ ケース ]
フェデックス・グランド 労務管理
2009年6月号
10年越しの“一人親方”問題で敗訴確定
賠償金は20億ドルに拡大する可能性も
[ ケース ]
キリンビバレッジ 物流IT
2009年6月号
外資系SCMパッケージを廃棄して
独自システムで生産・物流を効率化
[ ケース ]
プライムポリマー 事業統合
2009年6月号
再編繰り返し錯綜した物流を統合
合併効果で10数億円の合理化狙う
[ 値段 ]
第50回 日本通運
2009年6月号
宅配事業の譲渡でフォワーダーに回帰 〇九年度は収益力問われる重要な年度に
[ 物流IT解剖 ]
第27回 ヤマトロジスティクス
2009年6月号
「宅急便」の強み生かした独自商品を低コストで内製したWMSで支援
[ 特別レポート ]
IBMグローバルSCM調査 −日本企業の顧客起点と可視化にある− IBMビジネスコンサルティングサービス
2009年6月号
IBM ビジネスコンサルティングサービスは4 月、「IBM Global
Chief Supply Chain Officer Study 2009」を発表した。グロバール
企業のサプライチェーン最高責任者を対象に、広範なインタビュー
を実施してまとめた調査報告書だ。世界のSCM 先進企業と日本企
業との比較を中心に、同報告書の概要を紹介する。
[ 海外Report ]
欧米SCM会議(11) 米ハドソン社
2009年6月号
SCM専門の人材紹介部門を設立し採用・転職支援のノウハウを開発
[ NEWS ]
欧米編
2009年6月号
フェデックス・グランドのドライ
バー三〇〇人以上が、同社がドラ
イバーを一人親方( Independent
Contractor:独立業務請負人)とみ
なし残業代や制服代などを支払わな
いのは違法だとして訴えていた裁判
で、ワシントン州シアトルの裁判所
( Superior Court :日本の地裁に相
当)の陪審員はフェデックス側に違法
行為はなかった、という判決を下し
た。
[ NEWS ]
中国編
2009年6月号
西安市で貨物列車の保守拠点「西
安鉄道局西安東車両区メンテナンス
拠点」が竣工し、このほど正式に稼
働した。同拠点は最新鋭の設備を備
え、同時に三〇両のメンテナンス作業
が可能という。
[ 道場 ]
大先生の日記帳編 第21回 提案依頼書(RFP)の作り方【その2】
2009年6月号
必要な実績データがない。「提案依頼書(RFP)」を作
ろうとして、すぐに直面する難題だ。それまで物流を処
理してはいても、物流を管理することはできていなかっ
た、という証明でもある。そのままアウトソーシングし
てしまえば、結果は目に見えている。
[ メディア批評 ]
ホリエモンの一方的な弁解を垂れ流すTV番組功罪の検証など二の次で関心は視聴率向上のみ
2009年6月号
『夕刊フジ』の連載コラム「俺ひとり」を
愛読している。筆者は作家の白川道で、二月
一四日付けのそれの見出しは「不愉快な番組」
である。
そこで白川は、久米宏が司会の「テレビっ
てヤツは」を取り上げ、なぜ、ホリエモンを出
演させるのかと問うている。
[ 判断学 ]
第85回「銀行と証券の奇妙な関係」
2009年6月号
銀行が金融危機に乗じて証券会社を支配しようとしている。しかし、危機
にあるのは当の銀行も同じだ。それを忘れて夢を見ていれば、いずれ手痛い
しっぺ返しを食うことになるだろう。
[ 物流業のリスクマネジメント ]
《第5回》ISO27001情報セキュリティマネジメントシステム
2009年6月号
荷主企業と物流企業の情報共有が進んでいる。これに伴い
物流企業の機密保持体制が厳しく吟味するようになってきた。
「ISO27001 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」の
認証取得が有効な証明手段になる。ISMSを導入することで、情
報ネットワークへの不正進入や機密漏洩のリスクを低減できる。
[ 物流指標を読む ]
第6回 運賃は上がったのか?下がったのか?
2009年6月号
日通総合研究所 「企業物流短期動向調査」
全日本トラック協会 「トラック運送業界の景況感」
日本銀行 「企業向けサービス価格指数」
●07、08年の運賃は上昇・下落・横ばいと三者三様の結果
●調査対象の事業規模・立場の相違がそれぞれの結果に反映
●交渉力の弱い中小トラック事業者は運賃の高騰を享受できず
[ 現場改善 ]
第76回 不況下に受注を伸ばす中小物流会社
2009年6月号
中小物流会社の経営が正念場を迎えている。前年比三割減、五割
減は当たり前。七割減という話さえ、今や珍しくはなくなっている。
倒産も急増している。ところが、その影響から思わぬ追い風を受け
る会社も出てきている。生き残りをかけた戦いに、もがき苦しみな
がら一筋の光明を見出した二社の取り組みを紹介する。
[ SOLE ]
日本の原子力行政の現状と課題法制と規制の影響を研究者が解説
2009年6月号
SOLE日本支部では「大規模複
雑システムのロジスティクス研究」に
取り組んでいる。その代表的テーマの
一つとなっている「原子力発電のロジ
スティクス:保全の革新の研究」にお
いては原子力法制も考慮しなければな
らない。四月のフォーラムでは東京大
学大学院の原子力国際専攻の稲村智
昌助教に「我が国の原子力法制の現
状と課題」、千葉工業大学社会システ
ム科学部の高嶋隆太助教に「規制影
響分析の現状と適用可能性」と題し
てアカデミックな立場からご講演をい
ただいた。その講演概要を紹介する。
[ 物流不動産市場レポート ]
第24回 中欧
2009年6月号
EU拡大を機に大型倉庫市場が誕生
グローバル企業の製造拠点が集積
[ ARC ]
二〇〇八年のWMS市場規模は一%の縮少
2009年6月号
一九三〇年代以降最悪の世界同時不況にもか
かわらず、W M S( Warehouse Management
System=倉庫管理システム)市場は約一%の後退に
とどまった。二〇〇九年のWMS市場はさすがに大
きく後退するとARCでは予測しているが、一〇年
には回復基調に転ずるであろう。〇八、〇九両年
の縮小が影響し、十三年にいたる五年間の年平均成
長率(CAGR)は二・二%にとどまると見られ
る。ARCの最新の調査によれば、〇八年に一二・
四七億ドルであった市場は、十三年には十三・八八
億ドルになると予測される。
[ データ ]
国土交通省 月例経済報告
2009年6月号
《トラック》
1月の特別積合せトラックの輸送量は、前年同月比10.0%減少(4カ月連続)、一般トラックの
輸送量は、同9.7%減少(4カ月連続)、宅配貨物取扱個数は、同5.9%増加(2カ月連続)となった。
[ CLIP ]
●『病院のロジスティクス│物流の効率化と患者サービスの向上│』海洋大・苦瀬教授が上梓●3PL対象に動産担保融資セミナー開催日本動産鑑定の久保田清理事長を講師に
2009年6月号
本書は東京海洋大学の苦瀬博仁教
授を併任の客員教授として迎え、東京
大学大学院に設置された佐川急便の
寄付口座「ホスピタル・ロジスティク
ス」をまとめたもの。執筆には苦瀬
教授のほか、医薬品流通、物品管理
システム、病院管理・設計など各分野
の専門家も参加し、五年間の研究成
果を基に病院のロジスティクスを浮き
彫りにした。/ 3PLを対象とした動産担保融資
(ABL)セミナー「ABLの基礎と実
務講座」が、六月一七日に東京・神田
錦町の「ちよだプラットフォームスクエ
ア」で開催される。主催はFNコミュ
ニケーションズ。共催は金融ファクシミ
リ新聞社。講師を日本動産鑑定の久保
田清理事長が務める。